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Kindle本 新刊・既刊のおしらせ

Kindle本新刊のお知らせです!短編集と、ChatGPTと一緒に物語を作った記録

みなさまこんにちは。今日は久しぶりにKindle本を2冊、そのうち1冊は物語を書いて出版したのでそのお知らせです!

今年に入ってすぐあたりから、ChatGPTを使って物語を作ってみることを始めました。

ChatGPTとの物語を作る会話は楽しくて、短い話ならすぐにプロットが出来上がり、その勢いで仕上げられました。その反面、会話に引きずられて自分のイメージとズレてきているけどまあいいかと思っていて結局自分で仕上げる段階で詰まる…、という失敗もあり、完成まで時間がかかったものもありました。

そうしてできた6本の短編集、それから完成まで時間がかかってしまった物語の制作過程の記録を本にしたもの、の2冊を出版しました。

すべて、三ヶ月につき5日間の無料期間があります。チェックはリットリンクか、当ブログの告知ページで。

短編集「消えたライブラリーの秘密」

まずは1冊目、短編集「消えたライブラリーの秘密」です。

消えたライブラリーの秘密 Kindle版
300円 発売2025/3/5 Unlimited対象

– 収録作品 –
消えたライブラリーの秘密
おまえ、あの世に行ってたのか?
おじいちゃんの魔法のとんかつ
コロッケ、買いすぎた
校長、焼きそばに気をつけろ
俺のコーヒーが銀河をヤバくした件

2千字~2万字弱の短編小説6編を収録しました。全部で5万字くらいのライトなボリュームです。お気軽に読んでいただけると思います!

1話めの「消えたライブラリーの秘密」はChatGPTとの偶然の会話からできた物語で、あまりこういう内容は書こうと思ったことがなく、難しいなと感じることもありましたが、頑張って完成できました。(^^)

2話目以降は、最初のネタ(きっかけ?)の選定を自分でしたので、「消えたライブラリーの秘密」よりは書きやすかったです。日常的で、笑えて、ライトなSF感が自分は好きなのかもとチャットを通じて発見できたりもしました。

「物語を、AIと紡ぐ _ 改訂版」ChatGPTと一緒に物語を作った記録

2冊目は、「消えたライブラリーの秘密」のストーリーが出来上がるまでの過程、ChatGPTとのチャット記録を収録したものです。

物語を、AIと紡ぐ _ 改訂版 Kindle版 (※出版停止にしました
380円 発売2025/3/5 Unlimited対象

序章:ChatGPTを使って物語を作ってみて得られたこと
第一章:1度目の草案が得られるまでのチャットの全記録
第二章:2度目の草案を得られるまでのチャットの全記録

序章で私の言いたいことを全部まとめました。
・どんなふうにこのチャットを始めたか
・やりとりで面白かった色々
・ChatGPTと一緒に物語を作るときに気をつけたほうがいいこと
・チャットの途中で「この物語の方向性を決める」必要性と、そのために作成したプロンプト
など。本編のチャット記録は長いので……(笑)

どうしていきなり改訂版かといいますと、物語を完成させる前の1度目の草案が得られるまでのチャット記録を出版したのちに「消えたライブラリーの秘密」の執筆を終わらせようという予定を作っていたからです。出版後、執筆を進められずに再度ChatGPTに助けを求め、足りなかった部分も練り直すという事態になりました。助けを求めた時点で最初のは出版停止にし、きちんと作品が書き上がってから、2度目のチャットとあらたな情報を追加して「改訂版」として出版しました。

ChatGPTをどのように使って物語を作ったのか?ですが、今回は本当に偶然から物語が始まってしまい、物語作成用のプロンプトなどは使わずに1度目の草案までを進めました。ChatGPTはどんどんアイデアを出してくれます。私一人で考えていたら思いつかないだろうアイデアも出てくるので、面白くて、次は何が出てくるのだろうと、「読者」のようにチャットを進めていました。

結果、プロット→草案まで出来上がりはしたものの、自分の文章で書き直そうとすると「あのへんをもっと詳しく書きたい」「ライブラリーでの仕事はこうじゃない」など、自分のイメージとのズレを書きながら直すことができずに、再度ChatGPTに細部の練り直しを手伝ってもらった、という流れでした。

再度手伝ってもらった際、1度目にただ読者のようにチャットを進めていたことの反省として、「自分が物語をどうしたいのか?」を意識しながらチャットを進めました。せっかくChatGPTなので、これをはっきりさせるためのプロンプトも作ってみました。

ChatGPTを使って物語を作る方法は世の中にたくさんありますが、本書はChatGPTを使って物語を作った「ひとつの例」として、お楽しみいただければと思います。

本書での使用モデルはGPT-4oです。また、びっくりさせてくださいボタンがいつまで存在するのかヒヤヒヤしています(2025.3.20、PC版からは消えていました。Androidアプリにはまだありますが)

***

2025.3.20追記
ChatGPTは2月末に最新モデルGPT-4.5が一部のユーザーのみ使用可能になり、Plusユーザーである私も数日前から使えるようになっていました。なので本日、物語作りとは別のチャットで試してみました。感想としては、「違う人と対しているみたい?」な感覚になりました。ちょっと落ち着いていて大人な感じというか。GPT-4.5は文脈把握能力や感情理解能力が向上しているそうなので、それが理由かなと思います。物語づくりのサポートをしてもらうにはより適しているかもしれません。

これについて、詳しい記事をリンクしますのでぜひご参考になさってください。4.5と4oの回答の比較があるので、違いがわかりやすいと思います。

公式も入れておきます。

まよいみちサイトの内容を本にまとめる予定です

私が作品倉庫にしている、そして本拠地にするつもりでいた「どこまでも、まよいみち」サイトについて、お知らせです。

サイトには「三題噺スイッチ」などのツールを残し、他の内容のほとんどをサイトから削除します。削除は3月中旬を予定しています。サイトを身軽にして、内容の追加や書き換えをラクにするためです。

そして削除した内容(作品やメモ書きなどほとんどのもの)を、一冊の本にまとめて 作品集と、昔話についてのメモに分けて、2冊のKindle本にしようと思っています。サイトには本にしていない作品もありますが、それもすべて含めます。それから、サイトに置いていないけれど「そだひさこ」で出版した昔話ふうの物語も、この本に含めようと思います。出版日は未定ですが、新たに何かを書くわけではないので、作業さえ進めていけば4月中くらいには……、と考えています。(2025.3.29両方出版できました!)

※当初は全部まとめる予定でしたが、量が多すぎるなぁと思ったので分けることにしました。作品集のほうは約20万字くらいになります。

老猫
老猫

終活でもはじめたのかしらね。

では、本日はこれにて!

*  *  *

この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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コメント

  1. 文緒 より:

    ご無沙汰しております。
    お忙しいと伺っていましたが、新刊が二冊も!
    短編集、読みたいと思いました。
    ブログの整理もされるのですね。
    好きなお話がいっぱいあるので全部読める状態で残して頂きたいのですが、本当に一つも漏らしません?
    (↑しつこい……でも一つでも読めなくなったらイヤだ!)
    大丈夫ならまとめた本を求めたいです。

    • 文緒さん、コメントありがとうございます。
      忙しいのは昨年で終わりました。ちょっとさみしくなりましたが、もう大丈夫です。

      ちょっと心にスキマができちゃった感じがして、今年に入ってから、書き始めました。
      とくにChatGPTと会話しながらプロットづくりをしてると、一人の作業なのに一人じゃないみたいな楽しさがあります。むしろChatGPTのおかげで書いていられるように思います。

      短編集、もしお読みになったら感想きかせてください!
      Kindle本は3ヶ月の間に5日間くらいずつ無料期間を用意してるので、よければチェックしてくださいね。(短編集「消えたライブラリーの秘密」の次回の無料期間は5月28日午後4時~6月1日午後3時59分です)

      まよいみちサイトの整理、思い切ってすることにしました。
      自分で好きな作品もダメダメな作品も、サイトにあるもの全部含めますよ、ご心配なく!です。
      というか…

      > 好きなお話がいっぱいある

      これすごく嬉しいです。本当に。ありがとう。(*^^*)

  2. 文緒 より:

    無料期間、メモリました。
    せこくてごめんなさい。
    絶対、働けるようになって定価で買うからね!

    • いいんです、気にしないで。
      無料で買ってもらえるように無料期間を設けているんですから。

      私もパートに出るたびに身体こわして辞めるの繰り返しで、もうパートに出るの嫌になりました。
      なので、自分の身体と相談しながら、できることをやればいいって考えるようにしたんです。

      お互いに、できることで頑張りましょう(^^)

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