古い作品(物語)たち

もう10年以上前になります。私は「昔話のようなお話」を書きました。書き始めた頃はただ書くのが楽しく、出来上がることが嬉しかったものです。

もっとお話を書けるようになりたいと、お話を作る練習もしました。三題噺です。

その後だんだんスランプな感じになって、ついに書くのをやめてしまいました。そのあたりまでの作品です。

作品倉庫サイト「どこまでも、まよいみち」にまとめましたが、記事は記事で残してあります。

※2021年にふたたび書き始めました。昔話風のも、現代の小説も。新しい作品はKindle本にて発表しております。(小説は読み放題サービス Kindle Unlimitedで読めます)

古い作品(物語)たち

【作品_】金のたまごを産むカニ@そだひさこ

金のたまごを産むカニ@そだひさこむかしむかしある村に、貧乏なミュージシャンと2人の息子がいました。ある日ミュージシャンは、海辺でカニを拾ってきました。カニは毎日、金のたまごを産みました。ミュージシャンは金のたまごを売って、すぐに金持ちになり...
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【作品_】おなら宿(旅路のおなら書き直し)

「旅路のおなら」を少し直しました。直したところでどう良くなったか、というわけでもないのですが。おなら宿昔々あるところに、旅をしている男がいました。ある日の夕暮れ、男は、小さな宿屋の前で足を止めました。宿屋の看板にはこう書いてありました。「う...
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【作品_】旅路のおなら

旅路のおなら昔々あるところに、旅の途中の男がいました。男は疲れていたので、「温かい飯を食って、ゆっくり眠りたい」と思っていました。夕方になり、男はある村にやってきました。そこには静かな宿屋がありました。宿屋の前には、「温かい食事をして、ゆっ...
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【作品_】美人鏡(三)第二稿

美人鏡・3(第二稿)やがて貧しい旦那さんが仕事を終えて家に帰ってくると、貧しい奥さんが台所の床に倒れていました。旦那さんはあわてて奥さんを起こそうとしましたが、奥さんは目をさましませんでした。旦那さんは奥さんを部屋へ運び、寝床に寝かせました...
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【作品_】こどものはなし

こどものはなし昔々あるところに、こどもがひとりおりました。ある日。お昼の時間に、こどもはお弁当箱を開けました。お弁当には、ゆで卵が入っていました。こどもは、ゆで卵が苦手でした。こどもは、ゆで卵を残して、他をきれいに食べました。そしてお弁当箱...
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【作品_】「子ザルのショウジ」

子ザルのショウジ昔々ある暑い国に、子ザルが一匹おりました。子ザルは名前をショウジといいました。ショウジはある日、お爺さんザルから、こんなことを聞きました。「寒い国に住んでいるサルは、温泉というものに入って温まるそうだ。」ショウジはお爺さんザ...
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【作品_】「猫の親子」

猫の親子昔々あるところに、猫の親子がおりました。ある朝、親猫は用事ができて、出かけなければならなくなりました。親猫は子猫に言いました。「いいかい、私が帰ってくるまでの間、けっして外に出てはいけないよ。外には大きなカラスがいて、子猫を見つける...
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