音声入力は慣れが必要!はじめは遅くてもいい。慣れれば入力スピードはどんどん速くなる

音声入力をやってみたことがあるけれど頭が真っ白になって喋れない。こんな経験がある人は少なくないと思います。

音声入力はタイピングと同じようにやろうとしてもうまくいきません。短い文章を話す、ゆっくり丁寧に話す、といったようなコツがあります。

音声入力に慣れるために、タイピングとは違う考え方が必要だということをこの記事で共有したいと思います。

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音声入力に慣れる

音声入力は、ただ普通にに話せばいいということではないので、慣れることが必要です。コツがあります。

音声入力に慣れるための考え方

音声入力と聞くとどうしても、すらすらと流れるように話してそれを文字にするというイメージがあります。私はありました。

だけど実際は、そんなに上手く喋れません。タイピングで入力するのと同じ文章をしゃべって入力しようとしてもうまくいきません。

音声入力の場合は、短い文章を話す・ゆっくり丁寧に話す、ということが必要になります。リズムよくテンポよく話すと言う内容の記事もありましたが、現時点の私には正直ピンと来ていません。

短い文章を話す理由は、頭の中で長い文章を作り上げようとしても難しいからです。頭の中に浮かんだことを短い文章で話す。そうすれば割とうまくいくと思います。

ゆっくり丁寧に話す理由は、音声認識は誤認識が多いから。また、喋り始めが少し小さい声だったりするとその部分を認識してくれないことがあるからです。

私の場合は滑舌があまり良くないので、誤認識が多いです。なのでゆっくり、一つの音をはっきりとしゃべるように意識しています。いつもの調子でボソボソと喋ると、全く意味をなさない文章になったりしますが、ゆっくり丁寧に喋ればうまく認識してくれます。

単語一つを喋ってもうまくいかないことがある

音声認識は賢くて、聞き取った後に文脈を考えて単語を変換し直してくれたりします。なので、文に長さがあれば意味を理解して単語を選んでくれますが、単語ひとつだけを喋っても意図通りに認識されないことがよくあります。

私は今こうして記事を書きながら、誤認識された単語を選択してそこだけ喋り直したりしていますが、あまりうまくいきません。

一気に喋ってしまって誤認識された部分を後でまとめて直すほうが、時間の節約になりそうです。

また、「故郷」と入力したいときに「こきょう」でどうしてもうまく認識されなくても、「ふるさと」と言うと一発OKだったりします。たくさん入力して慣れていくと、こういうクセも把握できて入力スピードが上がります。

練習方法

1日の入力文字数の目標を決める

とにかく思いついたことを毎日書く習慣をつけるとだんだん慣れてきます。

はじめは少しでも、毎日文字数を増やしていって、最終的に一日3000文字くらいを入力できるようになれば、そのころにはだいぶ慣れていると思います。

それまでブログの記事を一つ書くのに時間がかかりすぎていたとしても、3000字を入力できれば記事が書けます。ちなみに、普通に話すスピードでは3000字は10分くらいです。ゆっくり喋って30分とか1時間とかかかったとしても、一時間で記事が一つ書けるということです。

入力自体の時間を減らせれば、その節約できた時間を、記事のための調べ物に使うことができます。記事をより良い、読まれるものにすることも可能になります。

短く喋る

長い文章を考えるのではなく、短い文章を思い浮かべてポンと喋る。それを繰り返す。長い文章を頭のなかで考えるのは難しく、時間もかかるからです。

短い文章は思わぬメリットがあります。短い文章はわかりやすい。わかりやすければ読んでもらえます。

ネットの記事は拾い読みされることが常なので、わかりやすいということは大きな武器になります。長くて、面倒そうだと少しでも思われたら読んでもらえません。

ゆっくりでもいい

音声入力だからといって高速で入力する必要はありません。最初は頑張らないで、一つの文章を考えるのに少し時間がかかっても大丈夫です。

1行ずつ考えて、ゆっくり入力していけばいいんです。1行づつゆっくりでも、入力し続ければ文字数が増えていき、記事一つを書き上げることができます。

1行ずつ入力することを毎日続けていれば、そのうちに慣れてきて、次の文章がすらすらと頭に浮かんでくるようになるでしょう。

速さよりも体のラクさを重視する

何が何でもスピードアップしなければならないと思わないことです。

音声入力の大きな利点の一つは、体への負担が少ないということです。タイピングと同じくらいのスピードしか出なくても、入力したあとの疲労感は激減しているはずです。

タイピングなら2時間やってかなり疲れてしまうとしても、音声入力ならゆっくりめのペースで2時間やっても大して疲れません。疲れなければ、あと30分やろうとか、あと1時間できるかなとか、作業時間を増やすことも可能です。

時間制限してみる

慣れてきて「もう少し速く入力できるようになりたい」と思ったら、時間制限をしてみるといいらしいです。

この部分を何分で書く、文字数はこのくらい、と目標を決めて音声入力をすることを続けていくと、音声入力で思考することに脳が慣れていくそうです。

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ちなみに、だらだらと喋っていて気づくと2万字を超えていたことがあります。資料読みながらメモ代わりに喋って文字起こししたときです。時間は3時間くらいだったと思います。休憩しながら。

タイピングで気づくと2万字超えてるっていうことは、まずありえない気がします。なので……

文章として音声入力をすることに本当に慣れたら、びっくりするくらいの文字数を短時間で入力できるようになる可能性は十分あると思います。

まとめ

音声入力は慣れることが必要です。慣れないうちは頭が真っ白になって何も話せないという経験をするかもしれません。私はしました。(-_-;)

また、話し始めた最初の部分を聞き取ってもらえないとか、最後の部分を聞もらえないとか、途中で早口になったところが誤認識されているとか、いろんな経験をします。

こんな風に喋ればうまく認識してもらえる、というようなことも分かってきます。習慣的に毎日入力を続けていくうちに、思考の方も慣れてきて、次の言葉が出てきやすくなってくるかもしれません。

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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