ブログの記事をたくさん書きたいけど、一つ記事を書くのに1日も2日もかかる。他の事が出来なくて困る。そして他のことをしている時はブログの記事が書けない(小説とか)。
こんな風に悩んでいたので、早く入力できる(かもしれない)音声入力を導入しようと色々調べました。そしてその過程でわかったことを、何回かに分けて記事にしてみました。
いつの間にか身近になった音声入力
音声入力っていつのまにか身近なものになっていますよね。スマホに話しかけることは今や普通のことになっています。
Ok Google、Hey Siri
AndroidならOk Google。iPhone ならHey Siri。明日の天気は? あの曲かけて! あれについて調べて! などなど、スマホは喋った言葉を聞き取って理解してくれます。
入力欄のマイク
スマホの検索窓に、マイクのマークがあります。それをタップすると聞き取って文字で入力してくれます。最近気がついたのですが、Google ChromeやMicrosoft Edge、PC用ブラウザの検索窓にもマイクのアイコンがありました。
LINEのときに、マイクアイコンをタップして入力するということを自然にやっている人も多いのではないでしょうか。スマホのフリック入力を覚えるのは中高年には苦痛&無理なので、喋ったほうが速いしラクです。私もフリック入力なんか覚えたくないです。(T_T)
長文の入力
タイピングやフリック入力の代わりに、音声入力でメールを書いている人も多いと思います。
私はメールを書くのにも結構時間がかかってしまうので、用件だけ返信すればすむ場合はスマホの音声入力で済ませています。でもやはり長いメールはパソコンでタイピングしています。(そもそもメールを短く済ませれば良いのですが……)
短いメールだけではなく、長いメールや長い文章も音声入力を使えば書くのが楽になると思います。
音声入力の用途
世の人々は音声入力を一体何に使っているのか。調べてみたら結構色々な使い道が見つかりました。
ブログ記事や原稿執筆
音声入力を本格的に導入しようと思う時に、そのきっかけのほとんどはブログ記事を速く書きたいということではないでしょうか。
ブログや電子書籍で収入を得るためには、量をこなさなくてはなりません。しかし、
- 記事を書くのに時間がかかる。
- 電子書籍のための大量の原稿執筆に時間と労力がかかりすぎる。
- ほとんど収入にならないのにかかるコストが膨大。
このように悩んでいる人は少なくないと思います。
このような場合に、音声入力で時間や労力の節約ができるのであればこんなにありがたいことはありません。(たとえスピードがタイピングと変わらないとしても、体への負担は激減します。)
インターネットで文章を書いて収入を得たいのに書くのが遅いのは致命的といえます。私も致命的な状況を脱したいんです。(-_-;)
作家の口述筆記
昔の作家さんは、頭の中の文章を口述してそれをお弟子さんに書いてもらうことがよくあったそうです。今もあるのかな?
物語を書きたいけどタイピングが苦手だという人は、タイピングの代わりに喋って入力するという選択もできる時代です。
音声入力は誤変換が避けられないので、後で必ず編集しなければなりません。しかし小説は何度も推敲するのが普通ですから誤変換はあまり問題にならないと思います。
アイデア出し・考える
音声入力は喋ったことをそのままずらずらと文字に変換してくれます。ブログ記事など人に見せるために書くのではなく、頭の中にあることをしゃべって全部文字に出してしまうという目的でも使えます。
パソコンの前に座って白い画面を見ていても大したことは思い浮かばないものです。スマホの音声入力アプリを起動したまま、歩き回ったりお茶を飲んだりしながら思いついたことを何でも喋っていると、ふと何か思いつくかもしれません。
メモを取るという意味でも、何か思いついた時にメモ帳を広げてペンで書き込むよりスマホに向かって喋った方がラクだし速いです。
ある物事について考えたいとき、そのことについて頭の中にあることを喋って文字にしてみると、客観的に見ることができます。自分はこの部分が足りないなとか、何か感じることがあれば、そこを補うことができます。
調べ物の記録
私はこの記事を音声入力で初めて書いていますが、この記事に対するものも含めて、調べものでは今まで2回ほど音声入力を利用しました。
スマホで音声入力アプリを起動したまま、パソコンで検索した記事をいくつも読むのです。大事そうなところは声で読み上げたり、その記事に対して自分が思ったことなどをしゃべったり。本や記事を読みながらブツブツひたすら喋り続けました。
入力されたテキストは2万字を超えてしまい、しかも整っていないので、後で整理するのに苦労しました。
プレゼン能力の向上
日常生活でプレゼンをすることなどまずありません。でも仕事をする上ではプレゼンの機会もそれなりにあります。ある程度の時間を使って、物事を順序立てて話すことは、スマホに向かって記事内容を喋るのに似ているかもしれません。
スマホに喋りながらプレゼンの原稿作成(?)をすることで、原稿作成とプレゼンの練習を同時に行うことができます。(そもそもプレゼンに原稿を用意するものなのかはわかりませんが)
テープ起こし
インタビューの音声を文字に起こすときには、音声をイヤホンで聞きながら自分でしゃべって文字起こしをします。自分で聞き取りながら喋るので、より内容の把握の助けになり、記事が書きやすくなります。
英語の発音チェック
Google ドキュメントの音声入力は言語が選べるので、外国語を選んで、発音がきちんとできているかを確認することができます。きちんと入力されればきちんと発音できているということです。
まとめ
メールやブログ記事の執筆は予想の範囲でしたが、テープ起こしや英語の発音チェックなどはなるほど!でした。プレゼンの台本作りと練習を、音声入力を使って一緒にやってしまうというのも良い方法だなあと思いました。
今回私が見つけた用途以外にも、斬新な使い道があるかもしれないですね。
次の記事では音声入力のメリットとデメリット、タイピングと比較して音声入力はどうなの?というところを書いていきたいと思います。
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