Scrivenerという文章作成アプリが使いやすいという話

Scrivener(スクリブナー)はイギリス製の文章作成アプリで、とくに長編の文章を書くのに向いています。その理由は、いろんなものをひとつのアプリのウインドウで管理できるから。PCで使うのに向いてると思います。日本語化して使えます。

  • 資料を何でも放り込んでおける
  • 複数のテキストファイルを編集できる
  • テキストファイルの順番入れ替えが簡単

などなど。このアプリを使えばこそ「カオスなメモ書きや画像や資料を整理して長文や書籍にまとめられる」のです(経験済み!)。

まだ1ヶ月の無料お試し期間が2週間しか過ぎていないくらい最近ですが、ChatGPTがチャット中に教えてくれて、このアプリの存在を知りました。でも2週間、いや3日目にはもうこのアプリなしに文章を書く生活には戻れない気がしていました。

ただこれは私の感想であって、「機能が多すぎて使いにくい」「縦書きができない」というちょっと不便な面もあります。

「機能が多すぎて」に関しては、機能が多いアプリを使った経験があればすぐ慣れます(Adobe IllustratorとかBlenderとかのほうが15倍くらい難しいです)。

縦書きについては、Mac版は縦書き表示はできるそうですが、Windows版では横書き表示のみです。表示ができるだけで日本語に対応しているわけではないのでルビなどは使えないそうです。

縦書きのePubやKindle本など縦書きの文書ファイルを作るときは、書き上がったテキストファイルを別のアプリで加工する必要があります。そのためにエクスポートでファイルを出力するときに、Scrivenerが日本語に対応していないための面倒もあります。「マークダウン出力時に三点リーダー(…)をピリオド3つに変換してしまう」「全角スペースを半角スペースに変換してしまう(必ずではない)」を、今のところ確認しています。出力後にテキストエディタで検索&置換をすることで対応しています。(※オプションでそうならないように設定できるのかもしれませんが、未確認です。)

使うにあたってのいちばんの難点は日本語の情報が少ないこと。とりあえず使い方をざっとでいいから知りたい私は、YouTubeで動画を探しました。残念ながら日本語でいい動画はなく、英語の動画でわかりやすいのがありましたのでご紹介します。

英語ですが大丈夫。字幕を出して、設定>字幕>自動翻訳→日本語にしてみてください。たぶんAIのおかげだと思うのですが、普通のわかりやすい日本語の字幕が出てきます。(昔とは違います!)

もうひとつ。

これらを見たおかげで、使えるようになりました!

ただ細かい部分でわからないこととかが出てくるので、マニュアルをどうにか解読したいところです。英語版771ページのPDF。ええい、Google翻訳とScrivenerで日本語訳マニュアル作ったれ(自分用です、もちろん売りません)と思いつきました。ここでもAIのおかげだと思うのですが、Google翻訳の日本語がふつうに意味わかります。

ようするにこの記事で私がいいたいことは、Scrivenerとても良いよ!(注意点あるけど)ってことと、今の自動翻訳は昔みたいにダメじゃないよ!ってことです。

老猫
老猫

久々の投稿なのになんか、自分のお気に入りをバーって喋ってハイさよなら、って感じよね。

す、すみません……

最後にリンクを置いておきます。ご興味ある方はぜひ訪問してみてね。

Scrivenerの会社です。↑

日本語でScrivenerファンサイトを運営している著者による日本語のScrivener入門書(リンク先はWindows版、私のアカウントからのアソシエイトリンクです)。
たぶんこれ買うのがいちばん近道だと思いますが、ファンサイト内に「購入前のリンク集とFAQ」があるそうなのでこちらもリンクしておきます。

ここまでお読みくださってありがとうございました。

では、また!

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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