製本3・製本材料屋さんで買い物をした

今日、製本材料屋さんをのぞいてきました。
目的は本文を印刷するための書籍用紙と、表紙用の厚めの紙。簡単な製本で自分用にちょっと作ってみたかったのだけど、ついでだからハードカバーに使う背の補強用の寒冷紗がどんなのか見てこよう、それからボール紙とか布クロスとかも見てみよう、と思いつつ。
そしてお店に行ってみたら、初心者の心をひきつける「ハードカバーの製本材料一冊分がセットになってて700円也」がありました。本文用の書籍用紙も入ってるし、材料もひととおり触って見れるし、まあこのセット買ったからって全部使わなきゃいけないわけじゃないし、うーんでも本文用紙240ページ分入ってるから全部まとめて一冊にしてハードカバー仕立てもいいなあ、などと思ってレジへ持参。
それから思わぬ収穫だったのですが、Amazonに注文入れたときは三週間から五週間後のお届けだったのが数日前からユーズドのみになってしまっていた「ワープロで私家版づくり」がありました。もちろんこれもレジへ。もしかしたらもう買えないかもと思っていたので、これだけで充分来た甲斐があった♪(帰宅したらちょうどAmazonから入手不可能の連絡メールが来てました、、)

帰宅後、さっそく本に目を通しました。私家版というテーマだけあって、「手製本を楽しむ」よりもずっと簡単な糸綴じ製本のしかたが紹介されているし(といっても本格的な角背ハードカバーもちゃんと載ってます、手持ちの布を裏打ちして表紙に使うやりかたも)、何より知りたかった中身ページの余白の取り方やトビラ・目次のレイアウト、奥付の書き方なども説明されてあります。タイトルに「ワープロで」とある通り、東芝のルポという機種のワープロを例にページ作りが説明されているのだけれど、ここを自分のパソコンの任意のソフトに置き換えて読めば充分(極端に言えば、ワープロやパソコンでこういう操作をしますというような説明をいっさい省いてもいいくらいだと思う)。
1996年発行の書籍なので当時のワープロを使って説明しているものをそのまま増刷というわけにはいかないのかもしれないけど、改定版のような形ででもぜひまた世の中に出してほしいと思います。ぜひ。

んで、、
きちんと16ページずつを一折りにして糸でかがって製本するためには、それなりのページの順番でレイアウトしていかなきゃならないわけで(うちのワープロソフトにそんな機能はついてないらしい)、しかも自分でみようみまねで途中までやってみてあったのをやはりやり直すことにしたので、またはじめから、、なかなか面倒、、

でもね、全部を一冊の「本」というカタチのものにまとめたらきっと気分がすっきりするだろうな、と感じてます。
すっきりしたら次をばりばり書き出せるような気が。

気のせい? ^^;

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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