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【おにぎりみたいなお話作り】心理描写をしない理由

昔話が心理描写をしない理由。
以前「リアルにしなくてもよい」に書いたことの他に、もうちょっと自分なりに納得がいくかなという理由が見つかりました。

感じ方は人それぞれ違うもので、普遍性に欠けるものであるから。

・・・ではないかなと。

「こういう事が起こりました」という事実。
けれど「起こった事」に対してどういうふうに感じるかというのは色々で、それは聞き手の感じ方にまかせるしかない。

「王女は大変美しく、その姿を見た人は皆目がくらんで倒れてしまうほどでした」という事実、
でもその容姿がどんななのかは聞き手のイメージにまかせる。
それと同じかなと。

聞き手にとって自分の感じ方と主人公の行動が一致しなくなる場合もありえるけれど、それはそれで。お話を楽しむのに支障はなかろう。と、思います。

物事をどう感じるかというのは、皆同じではない、違うものだし、正しい答えというものもない。
というのを、この1年半ほどで何となく実感できたかなと。
外に出て得たもののひとつです。

2013.6.14追記

昔話の特徴などについては、別サイトの「昔話の様式ってこんな感じ」、「文献を自分なりに解釈してみた」にも書いています。

2021.12 追記

「昔話」の意味
昔から語り継がれてきた(主として、祖父母が囲炉裏端で孫たちに語って聞かせた)物語。口承の物語。時代・場所・人物を特定しない架空の話。「耳で聞く物語」としての昔話の文法が存在する。

昔話にたいする「再話」の意味
実際に語られていたもの(昔の言葉や土地の言葉だったりする)を、今の子供達がわかるような文章にする。昔話の文法に照らし合わせながら、自分の言葉で、自分が語れるように再話しなおす。

*  *  *

この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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