いい言葉がみつからない。
今までは「自分でお話を作る」ということにこだわっていたのだけれど「すでにある昔話を再話する」ということでも自分の気持ちが充分おさまりそうな気がしています。
エピソードストックを作るだのスイッチを作るだのと言って色々書き出している途中、手持ちの本のヘンゼルとグレーテルの文がちょっと気になり「短く書き整えてみよう」と思いつきました。語るための、つまり耳で聞くための文として整えて、もっと昔話らしく形も整えて。
なんて考えているうちに「創作じゃなく再話でもいいんじゃないか」と思いはじめたのでした。
不思議で美しい想像を自由に広げることができるものとして。
すでにある話では自分の満足が充分いかなくて自分で話を作ろうとしたのが「創作」にこだわる動機であったのだけど、そもそも私はそれほどお話をたくさん読んだわけではないからもっともっといろんな昔話を読んでみたい気持ちがわいてきたし。
すでにある「昔話」を自分の言葉で綴り、自分の世界にいろんなお話をコレクションするみたいなこともすごく楽しそうだし。
それに現状では創作だとなかなか新しい話が書けないけど、すでにある昔話をもっと昔話らしく(?)する作業ならそれほど疲労せずに楽しくできそうだし。「ほにゃらら@そだひさこ」でしばらくいこう。
ただ自分でどっちへいくのかわからないのは、
きちんとまじめに本来の物語の姿をどこまでも尊重できるのか
あるいは
やっぱりしまいには自分の世界にお話を引きずりこんでしまっているのか
というところで…
本当は前者でありたいけれど、きっと後者になってしまうんだろうな。
ということは再話という言葉はマズイ。まじめに研究している方々の邪魔をしたくない。
それならはじめから後者でいくことにして、もとのお話はこれこれでと注釈付きに、、。
そして、これを再話ではなくなんと呼べばよいのか。
いい言葉がみつからない。
なんだろな。
コメント
「ボキャ貧」・・どきっ(汗)
後者の場合は、正確な語意で表現するならやっぱり「創作」になるのかな。
「焼き直し」や「改作」でもないですし。「創作」と「再話」をくっつけて
「創作再話」?
ん~、でも、「再話」にあてはまらないくらいアレンジしたお話しなら、
あまり堅苦しく意味を追求しなくても良いという気もしますね。このブログの
見出し(↑)で使われている「インチキ昔話」の「インチキ」って言葉、
「昔話」とか「創作話」といった言葉と組み合わせると、お茶目で可愛らしく
さえなるから不思議ですよね。「インチキ昔話」って表現を少し変えて、
「インチキ再話」とかどうでしょう(笑)真面目に研究している人の邪魔には
全然ならないと思います♪
僕も最近ネタが出なくて(おならの様に頻繁に出れば良いのに)、
塑田さんの「箱」に置いてある「三題噺スイッチ」と「御伽話パズル
スイッチ」を使わせて頂きました。ピンとくるのが出てくるまで
カチカチ何回もスイッチを押しながら(苦笑)いくつかピンとくるのが
出てきたので、メモして後日使いたいです。一番面白そうなのは、三題
の方では「戸(扉)、風、遊ぶ」、パズルの「問いと答え」では
「主人公が捨てられる/別の幸福な家庭を持つ」
・・・そのまんま使えちゃいますね(笑)
へ~すけさん、コメントありがとうございました。
コメント読んでいて、「あ、そのままインチキ昔話でいいんじゃないの」って思いました。もとのお話があるのか、自分の創作なのかは区別するとしても、どっちも「いんちきな昔話」には違いないですからね(笑)
それにしてもブログというのは自分のフラフラとした考えの跡が残ってしまって、後で ああ って思うことが多いです。ちょっと整理しなきゃね。
スイッチはたぶんパズルのほうはほとんど使えないと思います、全然データを入れてない、、すみません。
三題のほうはじゃんじゃん使ってください。お役にたてばうれしゅうございます。