青インク、懐かしい。

ご無沙汰しております。4ヶ月ぶりです。

さいきんは少しずつ片付けをしています。ブログもあまり更新する気分にならなくて放置しておりました。が、そもそも雑記ブログなので、気が向いたときになにか書ければいいかなと思っています。

縫いブログのほうは更新することはないと思いますが、今まで通り放置しておきます。

放置は得意です。

このごろは、自分の普段の字の読みにくさを反省し、せめて丁寧さを感じられる読みやすい字を書きたいと思い、練習をしています。毎日ほんの少しずつですし、まだひらがなばかり書いていますが。

毎日書いていると、筆記具の使いやすさが気になってきまして、愛用のボールペン(ジェットストリーム0.5)のほかにも試してみたいと思い、安価なボールペンや万年筆を買って試してみました。万年筆はプレピーやカクノといった、アマゾンで1,000円未満で買えるものがあったので購入しました。

使ってみていちばんに感じたのは、万年筆の、いや、万年筆で書いたインクの魅力でした。

色は黒ではなくブルーブラックを使っているのですが、紙に書いたインクの跡がたいへん情緒的で心が和むのです。水彩のように自然に濃淡がつき、そして懐かしい。

この懐かしさには思い当たることがあります。私と同年代の方にはもしかしたら共感してもらえるかもしれません。私は1967年生まれで現在50代後半ですが、私の子供時代、幼稚園や小学校の出席ノートや通知表に先生が書いてくれる文字が、まさにこの色のインクだったのです。

その後しばらくすると、いつの間にかボールペンの文字ばかり見るようになり、青いインクの文字を目にしなくなりました。なんとなく何かを失ったと感じることが10代後半くらいから積み重なってきていましたが、この青インクの文字もその一つだったのかもしれないと思いました。

インク沼という言葉も最近知りました。が、たくさんインクが欲しいという気持ちにはならないので沼にははまらずに済みそうです。

そして、絵を描くのは辛いからと、絵のいろいろを物も気持ちもある程度処分したつもりでしたが、この青インクでちょこちょこ落書きをすると、なんといい気持ちになることか。

ばかですねー。(笑)

昭和の子供かもしれない

スキャン時にちょっと赤っぽくなったのかな? 微妙な色合いですが。

まあ、こんな感じで、しずかに暮らしています。

とりあえず、近況報告のみですが、読んでくださってありがとうございました。今回は諸事情によりコメント欄を閉じさせていただきます。

寒くなりますのでご自愛ください。どうぞ、よいお年を!

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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落書き雑記帳
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