小冊子の原稿を作るためにWordを使う

プリンタ側で簡単に小冊子印刷ができるようになった(詳細は前記事)ので、メモ帳(テキストエディタ)で長い原稿を作ってそれを小冊子印刷して本にしようか、あるいは長いHTML(ウェブページ)を作ってそれを小冊子印刷して本にしようか…などと手抜きなことを考えたのだけれど。

これだと残念ながら、印刷プレビューしなければ何がどのページにくるのかが把握できないのです。自分用の資料ならそれでも構わないけど、リトルプレスを作るのにはさすがに都合が悪い。なのでWordを使うことにしました。(苦手!)

余白を狭く設定する

ウェブページやメモ帳は印刷するとけっこう周りの余白が少なめ(もちろん設定は変更可能)ですが、
小冊子印刷は中央に綴じしろを確保するためにちょこっと縮小されるので、余白が狭いくらいがちょうどいいと感じます。
でもたしかWordってけっこう余白が広めだよね、と思って調べてみるとこんな感じでした。

  • ウェブページ(Firefox) 上下左右とも12.7ミリメートル
  • メモ帳 上下25ミリメートル、左右20ミリメートル
  • Word2007標準設定 上35.01 下左右30ミリメートル
  • Word2007狭い設定 上下左右12.7ミリメートル

標準だとやはり広いけど、狭い設定ならfirefoxと同じ。迷わず「狭い」に設定しました。

Wordでメイリオを使ったり、フォントを購入したりする

WordのフォントはデフォルトではMS明朝とかに設定されているけど、これをかわいいメイリオに変えたい。そう思ってフォントをメイリオに設定してみたら、行間が不思議なほどに広くなってしまい、うまく直す方法もわからなくて、Wordでメイリオ使うのをあきらめようかと思いました。
でもこれの対処方法が「マイクロソフトのサポートページ」にちゃんとありました。これで普通のフォントと同じに使えます(笑)

しかし。どうせなら、前から気になっていたヒラギノのフォントを買って使いたい。そう思ってヨドバシカメラのフォント売り場を覗いてみたら、あら、お高い…。
読みやすく配慮されているという「ヒラギノユニバーサル」が欲しかったのですが、これが一書体(太さ二種類入り)のパッケージで二万七千円ほど。そして「こちらのダウンロード販売」だと太さ一種類だけを買うということができるので、必要なものだけを買えば予算は少なくて済みます。(しかも、ヒラギノ書体が9月30日まで割引中でした。)なのでこちらを利用することに。
そしてせっかくなのでもっとゆっくり検討しようと、色々書体を見比べて、結局「ヒラギノユニバーサル」ではなくて「こぶりなゴシックW1」にしました。かたちがきれいなのはもちろん、文字を詰めて使っても読みやすいということと、W1の細さが気に入って。ユニバーサルは太さがW4とW6という太めのものだけなので、びっちり詰めて印刷したら重い印象になりはしないかと考えてやめました。

あとよくわからなかったのはTrueTypeとかOpenTypeとかいうフォントのタイプ。こぶりなゴシックはOpenTypeしかないのですが、せっかく購入してもwordで使えなかったら困るなぁと思って確認。「フォントとWord2007と…」に大丈夫らしい記述があるので(それに書体がOpenTypeしか用意していないのは大丈夫だからだろうと判断して)購入・インストール。Word2007でちゃんと使えました。よ、よかった。
印刷してみた感じもきれいで、気に入りました♪

本当はもう一書体、古い印刷物みたいな懐かしい感じの明朝体も欲しかったのです。でもどれにしようという決め手がなくて…。もうしばらく考えます。

ページ番号をふる

Wordでページ番号をふることは簡単だけれど、表紙や目次にページ番号をふらず、本文のはじめのページを1ページ目として番号をふるにはどうしたらいいのか。

ワニちゃん」を参考に、「3ページ目から…」と「途中の番号から…」を見ながら、開始番号を1にしてみたら、そのようになりました。
要するにもくじまでと本文からを別のセクションにして、もくじまでは番号なし、本文は1から番号をふる、ということでした。

これでいちおうの気がかりは解決。
パソコンは疲れるでゃー。(@_@;)


Wordの詳しい使い方について突っ込まれると非常に困るのですが(そんなの読んでればわかりますよね。笑)、とりあえず小冊子の原稿作りのために私が必要だったことをまとめてみました。

* * *

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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