先日の記事でやっとLeonardo.AIの新モードに触れてみました。まだまだ入口でとどまってる感じですけど。
記事を書いたあと、公式の文書を読んでいたら、キャラ固定については「イメージガイダンスを使う方法と、エレメントをトレーニングする方法がある」とあるのを見つけました。
エレメントをトレーニングする際、「スタイル・キャラクター・オブジェクト」のどのカテゴリーにするか決めるそうです。つまり「ひとりのキャラクター」に特化したエレメントが作成可能ということらしいです!! ただし、
注:Flux Elementsのキャラクター設定は、リアルなキャラクターや実在の人物向けに最適化されています。スタイル化されたキャラクターの場合は、キャラクターの衣装を統一して表現できるSDXLの使用をお勧めします。
とのこと。私は「自分の絵に近い」ものができるといいなと思うので、SDXLを使うことになります。レガシーモデルのことですよね?
この記事ではその前段階として、新モードでレガシーモデルを使うメリットと、各エレメンツ&スタイルでそれぞれ画像生成をしてみます。
何度も……と思われるでしょうが、今までパンケーキの絵ばかり作ってたので、いまいち各エレメンツの特徴がわからなかったのでは? という理由で。それからついでに、「Illustrative Albedo」プリセットの各スタイルも見てみます。
今回も長くなったので、スタイルは2ページ目に分けました。
- 「AlbedoBase XL」をベースに調整された新モードのレガシーモデル
- 「Illustrative Albedo」で、各エレメンツ生成画像
- 42 _ Dopamine Illustration(0.80)
- 41 _ Editorial Illustration(0.80)
- 40 _ Soft Retro Futurism(0.80)
- 39 _ Dreamy Acrylics(0.80)
- 38 _ Pop Surrealism(0.80)
- 37 _ Infrared Photography(0.80)
- 36 _ Woodcut Illustration(0.80)
- 35 _ Abstract Line Art(1.00)
- 34 _ Game UI(1.00)
- 33 _ Celshaded Anime(0.80)
- 32 _ Medieval Illustration(0.80)
- 31 _ Cosmic Retro(0.80)
- 30 _ Rainbowcore(0.80)
- 29 _ Glitch Art(1.00)
- 28 _ White Ethereal(0.70)
- 27 _ Modern Analog Photography(0.80)
- 26 _ Soft Pastel Anime(0.70)
- 25 _ Fiery Flames(0.70)
- 24 _ Psychedelic Art(0.80)
- 23 _ Solarpunk(0.70)
- 22 _ Glowwave(0.70)
- 21 _ Digital Painting(0.80)
- 20 _ Oldschool Comic(0.70)
- 19 _ CGI Noir(0.80)
- 18 _ Sparklecore(1.00)
- 17 _ Colorful Scribbles(0.70)
- 16 _ Cute Emotes(1.00)
- 15 _ Vintage Photography(1.00)
- 14 _ Simple Icons(1.00)
- 13 _ Glasscore(1.00)
- 12 _ 3D Sculpt(1.00)
- 11 _ Colorpop(1.00)
- 10 _ Fantasy Icons(1.00)
- 09 _ Simple Flat Illustration(1.00)
- 08 _ Dragon Scales(1.00)
- 07 _ Cybertech(0.70)
- 06 _ Vintage Christmas Illustration(1.00)
- 05 _ Dark Arts(1.00)
- 04 _ Kids Illustration(1.00)
- 03 _ Toon & Anime(1.00)
- 02 _ Folk Art Illustration(1.00)
- 01 _ Coloring Book(1.00)
- エレメンツの感想
「AlbedoBase XL」をベースに調整された新モードのレガシーモデル
レガシーモードの「AlbedoBase XL」は、新モードでレガシーモデル「Concept Art」「Graphic Design」「Illustrative Albedo」のベースとして使われています。それぞれその目的に適するよう調整された「プリセット」という扱いのようです。
では、「AlbedoBase XL」をレガシーモードで使うのと、新モードで使うのではどちらがお得なのか?
スタイルの有無と、必要トークンで比較してみます。
まず、スタイルの有無。
- 新モード:デフォルトで多数あり
- レガシーモード:AlchemyV2をオンにすることで多数使用可。デフォルトではLeonardo StyleとNoneのみ。
次に、必要トークン。
- 新モードFast(高速)、728 x 1096px:1枚→3、2枚→5、3枚→8、4枚→11
- 新モードQuality(高品質)、910 x 1370px:1枚→16、2枚→16、3枚→17、4枚→20
- レガシーモード、768 x 1024px:1枚→3、2枚→5、3枚→8、4枚→11
- レガシーモードAlchemy v2、896 x 1344px:1枚→16、2枚→16、3枚→17、4枚→20
Qualityの画像サイズはQualityクリックして自動的に変更されたサイズです。
レガシーモードでは「Input Dimensionsで512 x 768を選択」したのち AlchemyV2 をオンにしたサイズです(なるべく同程度のサイズで比較できるようにしました)
新モードのレガシーモデルではGeneration Mode(生成モード)という選択肢がありますが、「Quality は以前は Alchemy v2 と呼ばれていました。」とのこと。

結論:必要トークンは新旧で同じ。ただし、新モードで使うと、デフォルトでスタイル選択ができるのでお得だと思います!
「Illustrative Albedo」で、各エレメンツ生成画像
新モードのレガシーモデル「Illustrative Albedo」を使い、簡単なプロンプトで画像を生成します。
プロンプト:young Japanese child, full body standing pose, relaxed casual stance, t-shirt and jeans, minimal clean design, no background, isolated character
グーグル日本語訳:若い日本の子供、全身立ちポーズ、リラックスしたカジュアルな姿勢、Tシャツとジーンズ、ミニマルでクリーンなデザイン、背景なし、孤立したキャラクター
エレメンツの効果に影響を及ぼさないように、技法やスタイルについては指示していません。また、スタイルはNoneに設定しています。
Fastで一度に二枚生成(必然的にシード値同じです)、
カッコ内の数値は初期値です。すべて初期値で生成しました。Leonardo.Aiで表示されるエレメンツのアイコンと説明文日本語訳も添えました。(便宜上、番号を振りました。説明文の日本語訳はChatGPT、解説はChatGPTが付け加えてくれました。)※パンケーキ記事と同じです
42 _ Dopamine Illustration(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
ドーパミン・イラスト
鮮やかでポスターアート風のイラスト。派手な色使いや、ユニークで遊び心のあるディテールが特徴です。
推奨モデル:Vision XL および SDXL 1.0。
📝 解説:
whimsical details:ちょっと変わっていてユーモラスな細かい装飾など。
Dopamine(ドーパミン):脳内物質としての意味もありますが、ここでは「見ていて快感を覚えるような、刺激的で気分の上がるビジュアル」を指します。
poster art-inspired:映画ポスターや広告のような、大胆で目を引く構成。
41 _ Editorial Illustration(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
編集用イラスト(エディトリアル・イラスト)
柔らかい色合いと平面的な形を用いたミニマルなイラスト。リアルさと絵本のような雰囲気を組み合わせたスタイルです。
推奨モデル:Vision XL および Albedo XL。
📝 解説:
blending realism with a storybook feel:少し写実的な表現を保ちつつ、温かみのある絵本風のテイストがある。
Minimalist illustration:余計な要素を省いたシンプルな絵。
flat shapes:立体感のない、ベタ塗りのような図形表現。
40 _ Soft Retro Futurism(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
ソフト・レトロフューチャー
淡く幻想的な1980年代風SFの雰囲気。ピンクとシルバーを基調としたカラースキームが特徴です。
推奨モデル:Vision XL および Albedo XL。
📝 解説:
pink and silver color scheme:ネオンピンクと金属的な銀色という、当時の未来像らしい色使い。
Ethereal:幻想的/軽やか/空気のような、という意味。
80s sci-fi vibes:1980年代のSF映画やアートに見られる未来感(例:『トロン』『ブレードランナー』などのビジュアル)。
39 _ Dreamy Acrylics(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
夢のようなアクリル画
柔らかなパステル調の色合いと、絵の具の質感が感じられる筆致のあるペインティングスタイルです。
最適なモデル:Albedo XL および Vision XL。
📝 解説:
Dreamy:ふわっとした、幻想的・夢のような雰囲気。
textured, painterly style:筆のタッチや絵の具の厚みが感じられる、手描き風の質感あるスタイル。
soft pastel hues:やわらかく穏やかなパステルカラーの色調。
38 _ Pop Surrealism(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
ポップ・シュルレアリスム
鮮やかで超写実的なディテールが特徴。ユーモラスで不思議なものから、不気味で異様なものまで入り混じった表現へと変化することができます。
推奨モデル:Albedo XL および Vision XL。
📝 解説:
→ 全体として、「現実と幻想、不気味さと可愛さが入り混じったアートスタイル」といえます。
Vibrant:鮮やかで活気ある。
Hyperreal details:超写実的な細部(実物よりリアルに感じるくらいの緻密さ)。
Whimsical:風変わりで楽しい、不思議な。
Macabre:不気味な、死を連想させるような。
37 _ Infrared Photography(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
赤外線写真
色彩を変化させることで、夢のようで異世界的な風景を生み出します。
推奨モデル:SDXL 1.0 および Kino XL。
📝 解説:
Infrared(赤外線):実際の赤外線写真でも、色が大きく反転・変化するのが特徴です。
Shifts colors:色調を大胆に変える(例:葉が真っ白、空がピンクなど)。
dreamlike, otherworldly landscapes:「現実離れした幻想的な風景」という意味。現実の風景を見たことのない色で描くことで、異世界感を演出します。
36 _ Woodcut Illustration(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
木版画風イラスト
伝統的な彫版技法に着想を得た、太い線と強いコントラストが特徴のスタイルです。
推奨モデル:SDXL 1.0 および Vision XL。
📝 解説:
Engraving techniques(彫版技法):木版画や銅版画など、彫って印刷する伝統技法。線の入り方や陰影に独特の味があります。
Bold lines:太く力強い線。
Dramatic contrasts:明暗の強いコントラスト。白と黒の切り替えがはっきりしていて、迫力があります。
35 _ Abstract Line Art(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
抽象ラインアート
輪郭を強調するダイナミックで流れるような線。最小限のディテールと、色のアクセントが組み合わさったスタイルです。
推奨モデル:SDXL 1.0 および Vision XL。
📝 解説:
Color accents:基本的に線画が主体だが、ところどころに色でポイントを加えるスタイル。
Dynamic, flowing lines:動きがあり、なめらかに曲線を描くような線。
Emphasizing contours:輪郭(かたち)を強調するデザイン。
Minimalistic details:細部はシンプルに省略されている。
34 _ Game UI(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ゲームUI
ゲーム用のインターフェースやレイアウト、その他のデザイン要素を生成するためのスタイルです。
最適化モデル:SDXL 1.0 および Vision XL。
📝 解説:
- game interfaces:HPバー、メニュー画面、ボタンなど、ゲーム中に表示される操作画面。
- layouts:画面構成やパネルの配置。
- design elements:アイコン、装飾、UIのパーツなど全般。
このエレメントは、UIデザインのアイデア出しやモックアップ作成に便利です。
33 _ Celshaded Anime(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
セルシェーディング・アニメ風
シーンを鮮やかでクラシックなアニメスタイルのビジュアルに変換。シャープな輪郭線が特徴です。
📝 解説:
- Celshading(セルシェーディング):アニメやゲームでよく使われる塗り方。影とハイライトをハッキリ分けて、立体感がありながらも手描き風に見せる技法。
- classic anime-style:1980~90年代風のアニメルック(例:太めの線、ベタ塗りの影など)。
- crisp outlines:くっきりした輪郭線。線画が命のスタイルです。
🧠 モデルの記載がありませんが、このスタイルは:
セル画のようなはっきりとした塗り分けを再現したい場合、SDXL 1.0も有効です。
Vision XL や Albedo XL との相性が特によい傾向があります。
32 _ Medieval Illustration(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
中世風イラスト
作品に中世の魅力を加え、吟遊詩人たちがあなたを称賛の歌にするほどの仕上がりにしてくれます。
最適なモデル:Vision XL および Kino XL。
📝 解説:
全体的に、ユーモラスかつ情緒的なトーンで説明されています。
Medieval charm:中世の雰囲気(写本、盾、鎧、宗教画、装飾的な縁取りなど)。
local bards sing your praises:中世風のユーモア表現。「詩人があなたを褒めたたえる」→ それくらい見事な仕上がりになる、という比喩です。
31 _ Cosmic Retro(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
コズミック・レトロ(宇宙レトロ)
クラシックなSFやコラージュ的美学に着想を得た、懐かしさあふれるビジュアルスタイル。
推奨モデル:Vision XL および Albedo Base XL。
📝 解説:
- Nostalgic vibes:懐かしい雰囲気。1950~1980年代のレトロフューチャーを連想させるようなトーン。
- Classic sci-fi:昔ながらのSF、たとえば宇宙船・星・宇宙服・未来都市などの定番モチーフ。
- Collage aesthetics:雑誌の切り抜きなどを使ったような、貼り絵・組み合わせのあるアートスタイル。
📌 “Cosmic Retro”は:
たとえば「星空に巨大な目玉」など、不条理×懐かしさ×SFの世界観も含まれます。
幻想的かつ「古き良き未来像」という感覚が特徴です。
30 _ Rainbowcore(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
レインボーコア
力強い色彩のスペクトル(虹のような色合い)を取り入れた、躍動感のあるビジュアルを生み出します。
最適なモデル:Vision XL および Albedo Base XL。
📝 解説:
- Injects a spectrum of intense colors:「強烈な色のスペクトル(虹のような色幅)」を注入する → 鮮やかな多色使いが特徴。
- Dynamic visuals:活気や動きのあるビジュアル、見ていて元気になるような画面。
🧁「Rainbowcore」はネットカルチャーでよく使われる言葉で、カラフル×ポップ×可愛い×ちょっとクレイジーな世界観を指すことが多いです。
29 _ Glitch Art(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
グリッチ・アート
鮮やかで破損したようなビジュアルによって、混沌としたエネルギーを作品に吹き込みます。
最適なモデル:SDXL 1.0 および Albedo XL。
📝 解説:
- Glitch(グリッチ):本来「不具合・バグ」を意味しますが、ここでは映像や画像の破損表現(色ズレ、ノイズ、歪みなど)をあえてアートに利用したもの。
- Chaotic energy:秩序のない、混沌としたエネルギー感。
- Corrupted visuals:壊れた・崩れたような見た目。元の画像が変質しているような印象を与える。
🎨 狙った「バグ感」がユニークな印象を与えるジャンルで、サイバー系・アバンギャルドな表現にも向いています。
28 _ White Ethereal(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
ホワイト・エセリアル(白く幻想的)
ハイキーなライティング(明るく光に満ちた照明)と、夢のような白系トーンを加えるスタイルです。
推奨モデル:SDXL 1.0 および Vision XL。
📝 解説:
- High-key lighting:全体的に明るく、影をほとんどつけない照明スタイル。写真や映像で「清潔感」「幻想」「やわらかさ」を演出するのに使われます。
- Dreamy white tones:「白」や「淡い中間色」が中心の、柔らかく幻想的な色彩。
- Ethereal:空気のように軽く、繊細で現実離れした雰囲気のこと。
💫 このエレメントは、「光に包まれたような、儚げで美しい世界観」を作りたいときにぴったりです。
27 _ Modern Analog Photography(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
現代風アナログ写真
画像にアナログ写真のような雰囲気を加えるスタイルです。
推奨モデル:Leonardo Vision XL。
📝 解説:
- Analog vibe:デジタルではなく、フィルムカメラで撮影したような質感(粒状感、色のゆらぎ、柔らかなコントラストなど)。
- Modern analog:古臭すぎない、今っぽさを残しつつも懐かしさがあるアナログ風の表現。
📸 たとえば、「スマホのフィルターじゃなく、実際にフィルムで撮ったかのような雰囲気を出したいとき」に使えます。
26 _ Soft Pastel Anime(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
ソフト・パステル・アニメ
やわらかなパステルトーンで、かわいらしいアニメ風の画像を作成できます。
推奨モデル:Albedo XL。
📝 解説:
- Soft pastel tones:淡くて優しい色合い。ピンク、水色、薄紫などの「ふわふわ感」がある色使い。
- Cute anime images:目が大きく、表情豊かで、全体的に可愛らしい印象のアニメ絵。
🎀 このエレメントは、「日常系アニメ」「少女漫画風」「癒し系キャラ」などにぴったりです。
25 _ Fiery Flames(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
燃えさかる炎
画像に炎の要素を加えるスタイルです。
最良の結果を得るには、Albedo または Vision XL と併用してください。
📝 解説:
- Add fire:実際に炎がある場面を作るだけでなく、「熱さ」や「激しさ」を感じさせるビジュアル全体のトーンにも影響します。
- シーンの例:ドラゴンのブレス、燃える背景、魔法バトル、燃え尽きた世界…など。
🔥 このエレメントは、ドラマチックな場面や熱量のある演出にぴったりです。
24 _ Psychedelic Art(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
サイケデリック・アート
カラフルなトリップへ出かけましょう!プロンプトに「fractals(フラクタル)」や「swirls(うずまき模様)」などの語を加えると、Albedo または Vision XL で最良の結果が得られます。
📝 解説:
- Psychedelic:もともとは幻覚剤などによって引き起こされる「感覚の拡張・歪み」を意味します。ここでは、極彩色で抽象的・非現実的なビジュアルを指します。
- Go on a colorful trip!:「色彩の旅に出よう!」という軽快な誘い文句。幻覚的なビジュアルの体験をイメージ。
- fractals:自然界や数学に登場する、自己相似的な複雑な模様(例:樹木の枝分かれ、雪の結晶)。
- swirls:渦巻き模様。流れるような線や回転する形。
🎨 非現実的・夢幻的な世界、音楽ビジュアルやスピリチュアルアートにも向いています。
23 _ Solarpunk(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
ソーラーパンク
テクノロジーと自然を調和させた美的スタイルを作り出します。
推奨モデル:Leonardo Vision XL。
📝 解説:
- Solarpunk(ソーラーパンク):ディストピアではなく、環境に優しいテクノロジーと共生する未来社会を描く、ポジティブで持続可能性のあるSFビジュアルジャンル。
- 緑に覆われた都市、太陽光発電、木と共存する建築物などがよく登場します。
- Blend tech and nature:「テクノロジーと自然を融合させる」ことがキーワード。
🌿 デザイン的には「未来 × 自然 × 美しさ」という、明るい世界観を演出できます。
22 _ Glowwave(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
グロウウェーブ
画像に、異世界的な光の輝きを与えるスタイルです。
推奨モデル:Leonardo Vision XL。
📝 解説:
- Glow(グロウ):ぼんやりと発光するような輝き。ネオン、オーラ、発光エフェクトなどが含まれます。
- Otherworldly:「この世のものとは思えない」「幻想的な」「宇宙的な」といった意味。
- Glowwave という名称は、「ネオン光×シンセウェーブ的な美学」を連想させる造語です(Synthwave/Retrowaveと近い感覚も)。
🌌 たとえば宇宙の中に浮かぶ光、未来都市のネオン、精霊がまとうオーラなどの演出に適しています。
21 _ Digital Painting(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
デジタル・ペインティング
筆づかいがはっきりと感じられる、絵画風のスタイルです。
推奨モデル:Leonardo Vision XL。
📝 解説:
- Painterly style:絵の具や筆で描いたような質感のあるスタイル。水彩・油彩・アクリルなどの影響を受けた表現も含まれます。
- Defined brushstrokes:「明確な筆跡」=ブラシのタッチがしっかり見える表現で、“描いた”感のある仕上がりになります。
🖌️ 写実すぎず、人工的すぎず、アート作品としての味が出やすいスタイルです。
20 _ Oldschool Comic(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
オールドスクール・コミック
黒い輪郭線と濃い色づかいが特徴の、ディテール豊かなクラシックなコミックスタイルです。
最良の結果を得るには Vision XL の使用がおすすめです。
📝 解説:
- Oldschool comic:1960〜1980年代のアメリカンコミックをイメージ(例:マーベル、DCなど)。太い線、ベタ塗り、力強い色づかいが特徴。
- Black outlines:キャラクターや物体の輪郭を黒でくっきり描くスタイル。
- Deep colors:濃くて鮮やかな色。シリアスさや重厚感を出したい場面にも◎。
📰 セリフ入りのコマ割りにも合いますし、ノスタルジックで迫力のある表現にも最適です。
19 _ CGI Noir(0.80)



🇯🇵 日本語訳:
CGIノワール
ノワール系のビデオゲームに着想を得た、ダークで雰囲気のあるCGスタイルの画像を生成します。
最良の結果を得るには Vision XL の使用がおすすめです。
📝 解説:
- CGI(Computer-Generated Imagery):コンピュータグラフィックス、リアル調の3D描写など。
- Noir(ノワール):フランス語で「黒」。ここでは「闇」「影」「犯罪」「孤独感」などをテーマにした、シリアスで陰鬱なトーンを指します。
- Noir video games:例として『L.A. Noire』『Max Payne』『Disco Elysium』などがあり、暗い街、モノローグ調の語り、渋いライティングが特徴。
🕵️ このエレメントは、薄暗い都市・探偵・サスペンス風シーンにぴったりです。
18 _ Sparklecore(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
スパークルコア
Y2K(2000年代初頭)風のグリッター(ラメ)スタイルです。プロンプトに「glitter」または「sparkle」という語を含めると、Leonardo Vision XL で最良の結果が得られます。
📝 解説:
- Y2K glitter style:2000年前後に流行した、きらびやかでデジタルポップなデザイン。ハート、星、ラメ、メタリック、蛍光ピンクなどが代表的。
- glitter / sparkle:どちらも「キラキラ・ラメ・輝き」を意味し、プロンプトに入れることでより強く反映されます。
- Sparklecore:近年のネットカルチャー用語で、「きらきら・かわいい・中毒性あり」の世界観全般を指すサブジャンル。
💅 ギャル系/フェアリー系/デジポップ系などの作品にとても合います。
17 _ Colorful Scribbles(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
カラフル・スクラブルズ(カラフルな落書き)
クレヨンで描いたような、カオスで自由奔放なドローイングスタイルです。
最良の結果を得るには SDXL 1.0 の使用がおすすめです。
📝 解説:
- Scribbles:雑な線や落書きのこと。子どもが自由に描いたようなイメージ。
- Chaotic:秩序立っていない、ぐちゃぐちゃ、エネルギーに満ちたという意味。
- Crayon drawing style:クレヨンで塗ったような質感と線。太くて柔らかい、にじんだような表現が特徴。
🎨 このエレメントは、素朴さ、自由さ、感情の爆発などを視覚的に表現したいときに向いています。
16 _ Cute Emotes(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
キュート・エモート
かわいいカスタム絵文字(エモート)のシートを生成できます。
横長のアスペクト比と Leonardo Vision XL の併用で最良の結果が得られます。
📝 解説:
- Emotes(エモート):感情を表す小さなキャラクターの絵。Twitch・Discordなどでよく使われる「スタンプ」「リアクション画像」のようなもの。
- Sheets of emotes:複数の絵文字をまとめた一覧(1枚の画像に複数キャラや表情)。
- Wide aspect ratio:横長画像(例:16:9や2:1など)で描画スペースが広く取れるため、複数のエモートをきれいに並べられる。
🎀 このエレメントは、ゆるキャラ風のミニイラストや表情集をまとめて作りたいときに便利です。
15 _ Vintage Photography(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ヴィンテージ写真
ヴィンテージ風のポラロイド写真、ざらついた質感の写真、そして懐かしさを感じさせる雰囲気を再現します。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も美しく仕上がります。
📝 解説:
- Vintage polaroids:昔ながらのインスタントカメラ(ポラロイド)のような、色あせた・やや黄ばんだ写真表現。
- Grungy photos:ざらっとした、ちょっと汚れたようなテクスチャのある写真。古びた雰囲気。
- Nostalgic vibe:見ただけで懐かしさや思い出を感じさせる空気感。
🎞️ このエレメントは、アルバムの中の一枚のような味のある写真を作りたいときにぴったりです。
14 _ Simple Icons(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
シンプル・アイコン
クリーンでシンプルなアイコンで、あなたのデザインを明るく引き立てます。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も美しく仕上がります。
📝 解説:
- Clean and simple icons:無駄な装飾のない、視認性に優れたアイコン。スマホアプリやWeb UIなどでよく使われるスタイル。
- Brighten up your designs:「デザインを明るく・洗練された印象にしてくれる」→ 機能的だけどおしゃれ、という意味合い。
🖼️ このエレメントは、UIデザイン、説明用画像、プロダクト用アイコンなどにぴったり。実用と美の両立を目指す場面におすすめです。
13 _ Glasscore(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
グラスコア
リアルなガラス素材のオブジェクトを作り出すスタイルです。
プロンプトに「glass(ガラス)」という語を含めると、Leonardo Vision XL で最良の結果が得られます。
📝 解説:
- Realistic glass objects:光の反射、透明感、屈折などを伴うリアルなガラスの質感を持った物体。
- Use “glass” in the prompt:プロンプトに「glass」と明記することで、ガラスらしさを明確に反映させやすくなる。
- Glasscore はネットスラング的な造語で、ガラス素材・透明感を美の主軸に置いた表現全般を指します。
✨ このエレメントは、美術作品のようなオブジェクト、ガラス細工、未来的なインテリアなどを作るのに向いています。
さっきの二枚、あまりガラスっぽさがみられなかったので、説明にあるようにプロンプトに「glass(ガラス)」という単語を足してみました。その結果がこちら。↓


12 _ 3D Sculpt(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
3Dスカルプト
滑らかで丸みのあるエッジを持つ、3Dアセット風のモックアップを作成できます。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も美しく仕上がります。
📝 解説:
- 3D-asset style:ゲームやアプリ、CG映像などで使用される、完成済みの3D素材のような見た目。
- Mock ups:試作イメージ、プロトタイプ的な視覚資料。UIやプロダクトデザインのイメージ提案などに使われます。
- Smooth, rounded edges:角が丸くなった、なめらかな立体造形。粘土やカートゥーン調の3Dモデルにも近い印象です。
🧊 このエレメントは、シンプルでかわいらしい立体オブジェクトやキャラの原型表現などにも向いています。
11 _ Colorpop(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
カラーポップ
色とエネルギーが弾けるような、レトロアニメ風のスタイルです。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も映えます。
📝 解説:
- Retro anime style:1970〜90年代のアニメに見られる、太めの線や明快な塗り、デフォルメのきいた表現など。
- Splash of color and energy:「色と活気がはじける」→ 鮮やかで、勢いを感じさせるビジュアル。
- Colorpop という名前自体が「色のポップさ(明るくハジけた感じ)」を象徴しています。
🎨 このエレメントは、アイキャッチになるような元気なキャラ絵やビビッドなポスター風ビジュアルなどに向いています。
10 _ Fantasy Icons(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ファンタジー・アイコン
壮大な冒険の世界へと誘うファンタジー風アイコンスタイルです。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も美しく仕上がります。
📝 解説:
- Embark on epic adventures:「壮大な冒険に旅立とう」→ まるでRPGの世界に入ったような雰囲気を演出。
- Fantasy icons:剣、盾、魔法の杖、ポーション、古文書、ドラゴンの目など、ファンタジー系ゲームやアプリで使われるような小さな絵アイテム。
🧙♂️ このエレメントは、TRPG・カードゲーム・アプリ・ファンタジーUI素材の制作にぴったりです。
09 _ Simple Flat Illustration(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
シンプル・フラット・イラスト
シンプルでミニマルなスタイルの、平面的なイラストを作成できます。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も効果的です。
📝 解説:
- Flat illustrations:立体感や陰影をつけず、色面と線で構成されたイラスト。現代のUI、Web、広告などで多用されています。
- Minimalist style:必要最小限の要素のみで構成されたスタイル。無駄をそぎ落とし、伝えたい情報が明確になるのが特徴。
📊 このエレメントは、インフォグラフィック、資料用ビジュアル、シンプルなWeb挿絵などに最適です。
08 _ Dragon Scales(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ドラゴン・スケール(竜の鱗)
ドラゴンイヤー(辰年)を祝うにふさわしい、迫力ある竜の鱗スタイルです。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も効果的です。
📝 解説:
- Celebrate the Year of the Dragon:2024年(辰年)などに合わせた季節イベント向けの表現として使われていますが、時期を問わず使えます。
- Fierce dragon scales:リアルで力強い、ギラギラした鱗模様。金属的・神秘的・神話的なテクスチャ表現。
- ドラゴンの体、鎧、盾、エンブレム、背景などに応用可能。
🔥 このエレメントは、ファンタジー世界のビースト系キャラ、神話モチーフ、または装飾性のある背景演出などに向いています。

2024年の辰年のことだね!
07 _ Cybertech(0.70)



🇯🇵 日本語訳:
サイバーテック
未来的なテクノロジーを備えたサイバーパンク世界を構築するスタイルです。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も効果的です。
📝 解説:
- Cyberpunk world:都市のネオン、ハッカー、義体化、企業支配…などが特徴のディストピアSF世界。例:『ブレードランナー』『攻殻機動隊』など。
- Futuristic tech:未来のガジェット、機械義肢、インターフェース、人工知能、ドローンなど。
- Complete with:〜を完全に備えた → 単なる背景ではなく「世界観ごと」作り込むイメージ。
🔧 このエレメントは、キャラクター、都市背景、UI、ハードウェアのデザインなどあらゆるサイバー要素に適しています。
06 _ Vintage Christmas Illustration(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ヴィンテージ・クリスマス・イラスト
昔ながらのクリスマスカードをもとにした、魅力的で温かみのあるイラストでホリデーシーズンを彩りましょう。
📝 解説:
- Celebrate the holidays:クリスマスや年末年始の祝祭ムードを楽しもう、という呼びかけ。
- Charming illustrations:心を和ませる、味のあるイラスト。
- Vintage Christmas cards:1950〜70年代によく見られた、柔らかい色合いや筆タッチ、絵本調の人物や動物、金色の装飾などを特徴とするレトロなクリスマスカードのスタイル。
🕯️ このエレメントは、温もりを感じるカード、ギフトラベル、SNS用イラスト、デコレーション用素材などにぴったりです。
05 _ Dark Arts(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ダーク・アーツ
この絵画風エレメントを使えば、雰囲気たっぷりのゴシックアートを制作できます。
Leonardo Vision XL との組み合わせで最も美しく仕上がります。
📝 解説:
- Atmospheric:空気感のある、情緒的でムーディーな。
- Gothic art:暗く荘厳な美学。ゴシック建築・宗教画・オカルト・ファンタジー・中世ヨーロッパ風などを含みます。
- Painterly element:絵画的なタッチ(筆致や陰影、重厚感など)を持つスタイル。
🦇 このエレメントは、ダークファンタジー、神秘的な人物画、古びた宗教画風の構図などに向いています。
04 _ Kids Illustration(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
キッズ・イラストレーション(子ども向けイラスト)
子ども向けの絵本にぴったりな、楽しく魅力的なイラストであなたのアイデアを形にしましょう。
📝 解説:
- Bring your ideas to life:頭の中のアイデアを実際のビジュアルにする、という意味の定番表現。
- Delightful illustrations:楽しくて微笑ましい、子どもが親しみを持てるようなイラスト。
- Perfect for children’s books:ストーリー性・キャラクター性・色彩感が豊かな、絵本や読み聞かせ用のイラストに最適という意味。
🎨 このエレメントは、動物キャラ、やさしい表情、明るい色合い、物語性のある場面などを描きたいときにぴったりです。
03 _ Toon & Anime(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
トゥーン&アニメ
カートゥーンとアニメを組み合わせたスタイルのエレメントです。Leonardo プラットフォーム限定の専用モデルです。
📝 解説:
- Combo cartoon and anime:西洋風カートゥーン(ディズニー、カートゥーンネットワークなど)と、日本のアニメ(大きな目、感情豊かな表情など)の要素を融合したスタイル。
- Exclusive Leonardo platform model:「Leonardo専用」= 他のプラットフォームでは使えないモデルという意味。
🧑🎨 このエレメントは、可愛さ・コミカルさ・デフォルメ感・色彩の強さが欲しいときに向いています。
オリジナルキャラクターやポップなアイコン作り、ライトなマンガ表現にも使えます。
02 _ Folk Art Illustration(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
フォークアート・イラスト
このエレメントは、フォークアート風のイラストを作成するのに役立ちます。Leonardo プラットフォーム専用のモデルです。
📝 解説:
- Folk art:民芸・伝統工芸・素朴で手作り感のあるアート。地域ごとの文化や物語を感じさせるスタイルです。
- 例:東欧やスカンジナビアの花模様、日本の郷土玩具、メキシコの手描き絵など。
- Illustration:装飾性があり、物語性をもたせやすい表現。
- Exclusive Leonardo platform model:このエレメントは Leonardo.ai 限定で使用可能です(他の画像生成AIでは利用できない特別モデル)。
🌸 このエレメントは、絵本・パターンデザイン・クラフト風作品・文化的なテーマのイラストにぴったりです。
01 _ Coloring Book(1.00)



🇯🇵 日本語訳:
ぬりえブック
このエレメントを使えば、ぬりえ用のページを簡単に作成できます。Leonardo プラットフォーム専用のモデルです。
📝 解説:
- Coloring pages:輪郭線だけで構成された「塗るための絵」。線がくっきりしていて、塗りやすい構図になっています。
- Easily:特別なプロンプトや設定をしなくても、シンプルな指示で出力しやすいという意味です。
- Exclusive Leonardo platform model:Leonardo.ai 限定のモデルで、他の生成系プラットフォームでは使用できません。
📖 このエレメントは、子ども向けの塗り絵本、教育素材、大人のぬりえ、SNS企画など幅広い用途に使えます。
* * *
エレメンツの感想
パンケーキではわからなかった各エレメンツの特徴がよくわかりました。ほしい雰囲気を簡単に得られるのはとても助かります。
そして、画風のトレーニングにどんな画像が使われたのかが推測できそう……
とくに、「プロンプトが子どもなのに生成画像は大人の女性でしょ?」って思ったSimple Flat Illustrationとか。ためしにプロンプトをちょっと変えて「おじいさん」にして生成した画像がこちら。


ものすごい頭身ですよね。なので、あれはやっぱりちゃんと「子ども」なんでしょうね……。
あと、プロンプトにエレメンツを活かせる言葉をいれるのも良さそうです。Glasscoreの場合、結果がかなり変わりました。
エレメンツは複数を同時に使うこともできるので、キャラクターのエレメンツと併用できたらとてもよさそう。


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