【Leonardo.Ai】 ボタンを押して画像を生成した後は? – 画像を大きく、きれいにできる!

プロンプトがうまく作れて、いい画像ができた!うれしい!

けど、たとえばAnime Pastel Dreamで作った512×512pxの画像はちっちゃいよねー。

PCやスマホで見て楽しむならいいんだけど、ストックイラストサイトに画像を登録したいとか、印刷して楽しみたいとか、もっと大きな画像がほしいときってありますよね。

そんなときどうする?っていう記事です。

※2023.11.7の状態です。(Leonardo.Aiはどんどん進化しているので、この記事を読むタイミングによってはメニューが変わっている可能性があります。)

ねこ
ねこ

自分用のざっくりとしたマニュアルのノリなので大雑把ですがご容赦くださいませ。

画像を選ぶ

Leonardo.Aiのメニューの、緑の印のところが個人フィード、黄色の印のところがAI画像生成モードです。ここで画像を選んで、作業を選択します。

このメニューが出ていないときは、一番上のおじさんアイコン付きの「Leonardo.Ai」の文字をクリックするとメニュー画面に移動できます。

個人フィードでは今まで自分が生成した画像を見ることができます。

AI生成画像モードでは、実際にプロンプトを入力して画像を生成することができます。
このモードの生成ボタンの下にある「Generation History」タブに生成画像が表示されていきますが、10回分くらいまでしか見ることができません。それより古いものは個人フィードから探します。

AI画像生成モードから

AI生成画像モードのGeneration Historyで画像にマウスをのせると、メニューが出ます。

メニューの意味はこんな感じ。

1.アンズーム
2.背景除去
3.アルケミーリファイナー
4.AIキャンバスで画像編集
5.アップスケール
6.イメージガイダンスのソース画像にする

左はダウンロードボタン、右は画像削除。

個人フィードから

または、個人フィードのYour Generationsタブにある自分の画像をクリックして詳細を出し、作業を選ぶこともできます。

画像の右下にある点3つ「…」をクリックするとメニューがでます。

上から、

1.背景除去
2.アンズーム
3.アルケミーリファイナー
4.クリエイティブアップスケール
5.オルタナティブアップスケール
6.HDスムースアップスケール
7.HDクリスプアップスケール
8.画像削除
9.AIキャンバスで画像編集

または、点3つ「…」ではなく画像をクリックしてもよいです。

左から3番めに、画像をコピーできるアイコンがありますね。このアイコンはここにしかないような?

それをいうなら、「イメージガイダンスのソース画像にする」ボタンはAI画像生成モードのときしか出てきませんね。ここから個人フィードに流れていったら、いったんダウンロードしてアップロードしなおしてね、ってことですね。

アップスケールとアルケミーリファイナー

背景除去、アンズーム、AIキャンバスは世の中に詳しい記事がたくさんあるのでここでは割愛します。自分の画像で比較してみたいのはアップスケールとアルケミーリファイナー。

アップスケール

説明画面。

Creative Upscale(クリエイティブアップスケール):これはアップスケーリングプロセス中の画像を改善することができますが、より高品質な出力のためにわずかな変更を加えるかもしれません。

Alternative Upscale(オルタナティブアップスケール):クリエイティブアップスケールが詳細を失っていると感じた場合は、これを使用してください。

HD Smooth Upscale(HDスムースアップスケール):焦点を当てた対象に適していますが、細かいディテールを滑らかにすることがあります。

HD Crisp Upscale(HDクリスプアップスケール):画像の詳細と鮮明さを保持する、バランスの取れた優れたアップスケーラーです。

オルタナティブアップスケールがいちばん良さげらしいです。私も実際にやってみたところ、画像のサイズがいちばん大きくなります。そのおかげで詳細も加わってきれいになる気がします。

クリエイティブアップスケールは画像がちょっと変わってしまうので、やってみないとわからない感じですね。オルタナティブは「代わりの」という意味らしいですが、クリエイティブが気に入らなければオルタナティブがいいよっていうことですね。

2023.11.17追記 画像生成時にアルケミーを使った場合、そのあと使えるアップスケールはSmooth UpscaleとCrisp Upscaleだけのようです。名称もHDではなくAlchemy Smooth Upscale、Alchemy Crisp Upscaleとなっていました。

アルケミーリファイナー

説明画面。

Alchemy Refiner(アルケミーリファイナー)※アルケミーは錬金術の意味だそうです

リファイナーの強度

強度が高いほど、リファイナーは画像をアップスケーリングしながら改善しようと調整します。基本的な画像にすでに満足している場合は、Medium(中)またはLow(低)を使用してください。

スムースモード

スムースモードは、画像の一貫性を大幅に向上させ、手や顔の改善に役立ちますが、細部のディテールに影響を与える可能性があります。エアブラシスタイル、ベクタースタイルの画像、混沌としたビジュアルを抑えるのに最適です。

適用結果

キャプションに適用した効果とピクセル数を記載。

1枚ずつ

元の画像:512×512
クリエイティブアップスケール:2384×2384
オルタナティブアップスケール:2704×2704
HDスムースアップスケール:1536×1536
HDクリスプアップスケール:1536×1536
アルケミーリファイナー:ロー、ノーマル 1496×1496
アルケミーリファイナー:ミディアム、ノーマル 1496×1496
アルケミーリファイナー:ハイ ノーマル 1496×1496
アルケミーリファイナー:ミディアム スムース 1496×1496

同じ大きさで並べてみる

元の画像の雰囲気や詳細を保っているのは、アップスケール(クリエイティブ以外の3つ)ですね。

元の画像がそもそもハッキリした絵ではないせいかもしれませんが、アルケミーリファイナーはローやミディアムのノーマルモードでも詳細がわずかに変化しています。右下の人物や何か細かい部分を見るとよくわかります。そして混沌としたビジュアルを抑えるという説明通り、スムースモードだと驚くほど変化してしまいます。

元画像がはっきりしたものだと違う結果が出るかもしれません。

アップスケールが使えないモデル

アップスケールが使えないモデル
Leonardo Vision XL、Leonardo Diffusion XL、AlbedoBase XL、SDXL 0.9

HDスムースアップスケール、HDクリスプアップスケールのみ使えるモデル
PhotoReal

画像生成するときに、Alchemyを使うと「Output Resolution」に表示されているサイズで出力されるので、大きな画像がほしいときはAlchemyを使うという方法もあります。

Leonardo Diffusion XLモデルで、Input Dimensions(画像サイズを選ぶところ)で1024×768を選択、Alchemyをオンにするとパラメータの「Output Resolution」に1972×1344と表示されます。
実際に画像を生成してダウンロードして確かめてみたところ、1972×1344ピクセルでした。

フォトリアルの場合はAlchemyとセットなので自動的に大きく出力されるのですが、少し挙動が違う?ようです。Output Resolutionの表示より小さめに出力されました。

いろいろやると画像が増える

アップスケールとかやると、メニューにプルダウンが追加されます。

左側の下向きの▼のところ。

ここに、オリジナル画像、なんとかアップスケール、などなどずらっと出てくるので、選択してダウンロードできます。

まとめ

色々試してみたかったので、やってみました。それだけの記事です、すみません。

ちなみに今回の画像は、昔話の一場面です。13モデル比較の記事で使ってます。

ではでは~

*  *  *

この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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