【Leonardo.Ai】画材や色を指定しないでモデル比較&Alchemyでstyle選択 – 夕日を見つめる三毛猫

前回のモデル比較は水彩画&オレンジとピンクという条件があったので、モデルの特徴がいまいちわかりにくいものがあったと思うんですよ。

なので今回はそれをなくしたプロンプトを用意して、どのモデルが私に使いやすいのか比べてみました。

プロンプト

a sleek calico cat sitting on a windowsill, watching the sunset

「窓辺に座って夕日を見つめる滑らかな毛並みの三毛猫」ですね。

そして、盾や斧などピンポイントのモデルは割愛し、そのなかからこのプロンプトで2枚ずつ画像生成して、きれいにできたもの&形の破綻が少ないものを並べて比較してみました。

また、Leonardo Diffusion XLモデル+Alchemyでstyle選択も試してます。

各モデル

Leonardo Vision XL

写真撮影とリアリズムの両方で優れている多目的なモデル。プロンプトを長くすることで、より良い結果が得られます。

イラスト寄りの、きれいな絵。

Leonardo Diffusion XL

Leonardoモデルの次のフェーズ。短いプロンプトでも驚くべき出力が得られます。

写真のような美しい絵。

AlbedoBase XL

CGのアーティスティックな出力に向かう優れた汎用モデル。alebdobondによる。

超リアルなイラスト。美しい。

DreamShaper v7

Lykonが再びアップデートと共に戻ってきました。このモデルはさまざまなスタイルでの作成が得意です。

2枚目の体が完全におかしなことになっていますが、画像の雰囲気がとてもいい感じなので。

Anime Pastel Dream

パステルのアニメスタイリング。PMv3とアニメのプリセットを使用して、信じられないほどの範囲を得る。Lykonによるモデル。

猫の形はともかく、窓の外の背景の描かれ方がとても好きなんですよね。

DreamShaper v6

非常に汎用性の高いモデルの新しいアップデート。人々と環境の両方で優れています。Lykonによる。

こちらも雰囲気がとてもすき。

Leonardo Diffusion

驚異的なシェーディングとコントラストを持つモデル。写真とアーティスティックなスタイルの両方で優れています。cac0eによる。

しっぽが変な感じにみえますが、光の具合がものすごく私の好みです。

Alchemyでstyle選択

Leonardo Diffusion XLモデルで各スタイルを試してみました。

※XL付きモデルは全部使えますが、XLなしのモデルはシネマティックとバイブラントが使えません

Anime(アニメ)

Cinematic(シネマティック)

Creative(クリエイティブ)

Dynamic(ダイナミック)

アートや絵において「ダイナミック」とは、動きやエネルギーが感じられるスタイルを指すことが多いです。強いコントラスト、流れるような線、活発な色使いなど、視覚的にエネルギッシュな印象を受けるような作品にこのスタイルが当てはまります。

Environment(環境)

環境というスタイルは、自然や都市などの背景や風景を中心としたアートを指す可能性が高いです。これは森、山、海、建物、街並みなどの風景を表現する作品に特有のスタイルといえます。

General(一般)

アートや絵のスタイルとしての「一般」は、特定の特徴やテーマに縛られない、幅広いスタイルを指す可能性があります。つまり、何も特定のスタイルや技法にこだわらない、普遍的な作品を指す場合が多いでしょう。

Illustration(イラストレーション)

Photography(写真)

Raytraced(レイトレース)

概要: コンピュータグラフィックスの技術の一つで、光線を追跡して物体や環境との相互作用をシミュレートすることで、リアルな影や反射、屈折などの効果を再現する方法です。特に高品質な映像を作成する際に利用されます。

3D Render(3Dレンダリング)

Sketch B/W(スケッチ 白黒)

Sketch Color(スケッチ カラー)

Vibrant(バイブラント)

概要: 鮮やかな、活気のある、元気な、といった意味を持つ形容詞です。色彩が鮮明で魅力的であること、または活動やエネルギーが豊かであることを指すことが多いです。

None(なし)

おまけ:Anime Pastel Dream+Anime

Anime Pastel DreamモデルでAnime styleを試してみました。

Leonardo Diffusion XLモデルのAnimeとは違いますね。ぐっとアニメっぽいですね。

あと、Leonardo Diffusion XLモデルのときはAlchemyのセッテイングがOutput Resolutionしかなかったんですが、Anime Pastel Dreamモデルにしたら選択肢が普通に出てきました。

AlchemyのセッテイングもElementsの種類も、モデルによって設定や選択が可・不可なものがあるようです。

まとめ

使いやすいのは上の方のXLがついたやつかなーと思います。トークンの消費量が多いんですが、、

この後、プロンプトによるスタイル、アングル、ライティングの変化を実験するのでどのモデルで?と比較検討したかったっていう記事です。^^;

実験した記事はこちらです。

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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