ChatGPTは画像生成もできる!と記事を書いた後すぐにLeonardo.Aiのアカウントを取りました。そして少し使ってみました。
正直、何も知らないところから使い始めるならChatGPTの圧勝です。使い方を覚える必要がないから。普通にチャット形式でいけます。プロンプトのコツはありそうなので研究してみるのもいいと思います。
Leonardo.Aiはまず使い方を覚えなきゃいけないので、何もわからずにログインすると何もできません。ネット上の記事を読むのもいいですが、ばらばらにいろんな短い記事を読むより超初心者向けの本のほうがありがたいと思ったので、私はこちらの2冊を購入しました。
5分で画像生成 スマホで作れるAIイラスト/初心者向け”Leonardo.Ai”の使い方
こちらは本当にどこをさわればいいのかわからない人に、最初の1枚を作れるように解説してくれています。
【Leonardo.Ai完全攻略】 2023年版 モデルトレーニング機能 AI Canvasまで徹底解説!
こちらは、さわれるようになったけどその先、PhotoRealやAlchemy、AIキャンバス、モデルトレーニングの使い方の解説が読めます。
後は自分で試しながらどんな絵ができるのか実験していく感じかな、と思います。
この2つの画像生成AIについて、使いながらこの記事に自分用メモを残していきます。Leonardo.Aiについてのメモのほうが多くなると思いますが。詳細な使い方ではないことをご承知おきください。
少しずつ書き足していきます。
DALL-E3(ChatGPT)
ChatGPTで画像生成できるメリットはプロンプトがラクなこと。これはすごいポイントですよ。日本語で普通に「これ描いて」って入れればいいんですから。
もっと言えば、デザインのアイデア出しとかに使えるのでむしろそれ目的でいいかもしれない。
ChatGPTでDALL-E3を使うには

有料プランで利用可能になります。GPT-4にマウスを乗せるとプルダウンメニューが出るので、DALL-E3を選択します。これで、いつも通りチャットをしながら絵を生成してくれるようになります。
他の画像生成AIのようにプロンプトを入力しても大丈夫です。ただ、

DALL·Eには、シーンの内容、スタイル、ライティング、色合い、そしてその他の視覚的な要素に関する記述が最も重要となります。この情報をもとにDALL·Eは画像を生成します。
とのことです。Midjourneyなど他の画像生成AIのプロンプトにはカメラの設定を含めることがあるようですが、DALL·Eには不要だそうです。(さきほどのプロンプトで不要な部分は?ときいてみました)

さきほどのプロンプトには、DALL·Eへの指示として具体的なカメラやレンズのモデル、解像度、ISO感度、シャッタースピードなどの詳細な情報が含まれていました。しかし、DALL·Eはこれらの詳細なカメラ設定に応じて画像を生成するわけではありません。
したがって、以下の部分はDALL·Eへの指示としては不要となります:
(カメラレンズなどの設定~)
途中で質問を交えながらも画像生成ができるので、本当に人と対しているようです。そういう意味でストレスが少ないです。
ポスターのデザイン案

保育園でハロウィーンの楽しいイベントがあるとして、そのポスターを作ってみてください。

ウェブサイトのデザイン案

子供が楽しめる雰囲気のウェブサイトデザインを作ってください。


昔話好きの人がその雰囲気を楽しめるウェブサイトデザインを作ってください。


これらはヨーロッパの魔法使いが出てくる昔話のイメージですね。 日本の昔話、自然と共存していくタイプの物語の明るい雰囲気を用いてウェブサイトデザインを作ってみてください。

クリスマスカードのデザイン案

クリスマスカードのデザインを作ってください。おくる相手は小学生の女の子です。


おくる相手を21歳の女性に変えてください。


では、56歳の女性に、25歳の甥からおくるクリスマスカードのデザインを。

具体的に「何を描いて」ではなくても、こんなふうに「誰から誰に贈るカードをデザインして」みたいな指示も使えるのがChatGPTの強みだと思います。
ちなみに文字は超テキトーに入ってます。
なんか3枚目の雪景色見たら泣けてきました。絵の力って意外とすごい、、

年賀状のデザイン案

来年の年賀状(辰年)のデザインを。龍はかわいいキャラクターふうにして、文字はいっさい入れずにお願いします。


修正をお願いします。龍は西洋のドラゴンではなく、日本の龍、つまり体が長いほうのものにしてください。

体が破綻しているところがありますが、アイデア出しなので大目に見ます。でもダメ出ししたら直るかもしれません。

ネガティブプロンプトを伝える場合、具体的に除外したい要素や特徴を明確に指定してください。
例えば、ある景色の画像を希望するが、建物を含めたくない場合: 「山と湖の景色を描いてください。ただし、建物は含めないでください。」
このように、希望する内容を最初に述べた後、具体的に除外したい要素を「ただし、…含めないでください」という形で追記することで、ネガティブプロンプトを伝えることができます。

一枚目がとくにかわいいですね。 日本の伝統的な龍には前足と後ろ足があります。一枚目の龍にそれをつけてみてください。

アイデア出しが苦手な私にとっては、会話しながら案を次々と出してくれるこの感じがたまらなく気持ちいいですね。
もちろん、プロンプトの研究をして生成結果をコントロールするのもいいと思います。前記事の青空と雲の画像はすごく気に入っていて大好きです。あのプロンプトを入れると、ちゃんと似たような画像ができます。
ChatGPTはプロンプトを書きかえる
通常、日本語で「これ描いて」って入力しても英文でプロンプトを作って画像生成をしてくれるのですが、たまに日本語のままプロンプトを作っているときがあります。そんなときは変な絵ができあがるので、「プロンプトを英訳してから画像を生成してください」と入れておくといいです。
それから、英文でプロンプトを作って入力しても、ChatGPTはそれをいい感じに作りかえてから画像を生成します。プロンプトを変更されたくないときは、「このプロンプトを変更せずに画像を生成してください」など指示を書き足す必要があります。
せっかくいいプロンプトを考えついて試そうと思ったのに書き換わってるやん!てことになるんで。w
Leonardo.Ai
こちらは使い方を覚えないといけませんが、パラメータを調整したり、一部分を指定して生成しなおさせたり、もとになる画像をアップロードしたり、自分の好みにモデルトレーニングをしたりできるので、お絵かきソフトのように「画材の一つとして使いこなす」というイメージだと思います。
アカウント作成
アカウント取得のとき、メールアドレスとパスワードを入れてサインアップしようとしたらうまくいきませんでした。なのでグーグルアカウントでサインアップしたら、すんなりうまくいきました。Discord(コミュニティ)のアカウントなくても大丈夫です。グーグルアカウントだとChromeブラウザでアクセスするだけでログインできるのでラクです。
私はこれ書いてる時点で無料アカウントをとって三日目です。新規ユーザーのみ一日5回だけPhotoRealなどの有料会員サービスをトライアルできる(2023.8.25時点)と【Leonardo.Ai完全攻略】にありましたが、正直まだそれを使うところまで行っていません。
消費トークン
無料ユーザーは1日150トークン(コインみたいな感じの意味)が使えます。使い切っても毎日補充されます。日本時間で朝9時くらいのようです。
画像1枚生成するのに1トークンが消費されますが、モデル「PhotoReal」だと16トークンが消費されます。左メニューの「PhotoReal」をオフにすると別のモデルに切り替わりますが、左メニューの「Alchemy」がオンになっているので16トークンは変わりません。さらに「Alchemy」をオフにすると左メニューの「Prompt Magic」だけがオンの状態になり、2トークン消費になります。「Prompt Magic」をオフにするとやっと1トークンになります。
「Alchemy」がオンになると「Prompt Magic」もオンになるようです。
他、モデル「Leonardo Diffusion XL」「Leonardo Vision XL」「AlbedoBase XL」「SDXL 0.9」は、左メニューの3つをオフにして画像サイズを最小にしても一枚に2トークン消費されます。
モデルによって画像サイズのデフォルトが決まっているようで、1トークン消費のモデルも画像のサイズを大きくすると2トークン消費になったりします。
プロンプト
生成する絵の内容を指示するための文章をプロンプトといいます。基本的に英語で入れます。
DALL-E3には、ChatGPTに日本語で入力すると、ChatGPTが英語でプロンプトを作ってくれてDALL-E3に渡してくれます。Leonardo.Aiには日本語が使えないので、翻訳サービスやChatGPTを使って英文(単語や短文をカンマで区切って並べればよい)を作ることになります。順番が影響するとかあまり関係ないとか情報が色々なので、自分で試して確かめるのがいいと思います。
Leonardo.Aiには「ランダムプロンプト」「Prompt Generation」という機能があり、適当にプロンプトを作ってくれます。また、他のユーザーの作品を見ることができ、その作品に使われているプロンプトやモデルなど設定の詳細も表示されるので、それを参考にどんなプロンプトや設定でどうなるのかを自分で試してみることができます。
私ははじめにChatGPTに絵を作ってもらって、そのプロンプトをLeonardo.Aiにコピペして作ってみています。
短めの同じプロンプトを使って、各モデルに絵を生成してもらうとそのモデルの特徴が非常によくわかります。私は水彩が好きなのですが、モデルによって感じの違う絵ができあがるので凄く面白いです。
モデル
プロンプトを入力し、モデルを選んで画像を生成するので「画家を選ぶ」ようなイメージ?でいいんだと思います。選ぶモデルによって絵の仕上がりが違ってきます。そのモデルの強みを活かすようなプロンプトを作ることがとても大切です。
モデルの数は膨大で、 Platform Models 37種類の他に、Community Models 数百種類?(途中で数えるのやめました)があります。自分でモデルトレーニングして作ることもできます。
2023年10月23日現在のPlatform Modelsです。

膨大な数のモデルをいちいち探すのはたいへんなので、お気に入り登録しておくといいですよ。マウスを乗せるとお気に入りアイコンが出るので、それをクリックして黄色にすると「Favourite Models」に登録されます。次はFavourite Modelsタブからアクセスできるようになります。

続きはまた。
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