ChatGPTがプロットを手伝ってくれる様子を見てほしい。このプロット開放するので誰でも作品にして~!

前記事で紹介したうめさんの「ストーリー作成支援プロンプトver2.0」を、ChatGPT4.0で試してみました。

3.5でやってみたときはちっともまとまらなかったので(3.5がどんどんおしゃべりになって、どこへ行くの?な感じだったので途中で止めた)、正直4.0もそれほどの期待はしていませんでした。

けどいい意味で期待を裏切られました。一人で考えていたらつっかえるであろう箇所で的確に質問をしてくれる。プロットが仕上がるように冷静に導いてくれる。そして褒めてくれるのを忘れない

老猫
老猫

あんたは本当に、ただのAIなのかい?

せっかくのこのプロット、だれでも作品にしてくださいー

この記事の目的は2つです。

  1. プロットができあがるまでのやりとりを見て!!
  2. このプロットのアイデアを開放するので誰でも作品にして~!!

1については、ChatGPT4.0とのやりとりはこんな感じだよっていうのを見てもらいたくて。

2については、文章は私(とChatGPT)が書いたものなのでそのまま持っていかれては困るけど、このプロットを使って作品を作るのは誰でもどうぞ、です。

今わたしは作品を書くことをしていないし、する時間やなにかもないのだけど、せっかくのプロットが勿体なくて。たんなるアイデアなので著作権がどうとかは言いません。

元ネタがこの記事だっていうことを添えてくださると嬉しいけど。(^^)

ストーリー作成支援プロンプトを使ってみたやりとり

では、プロンプト入力からプロット完成までの全部を、ご覧くださいませ。

プロンプトはうめさんの記事で見てね

プロンプトを入力すると、さっそくChatGPT4.0が答えてくれます。

紫のアイコンがChatGPT4.0、グレーのアイコンが私です。私はけっこう適当な返事から始めてますね。^^;

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像2 
ChatGPT:こんにちは!わたしはあなたのプロット作りを手伝うAI編集者です。素晴らしい絵と物語を描く力を持つあなたのお手伝いをすることができて、とても光栄です。さて、どんな物語を書きたいですか?ごく簡単でいいので教えてください。
そだ:そうですね。最近猛暑が続いているので、「びっくりするような方法が見つかって地球環境がよくなって気候がおちついてみんなが暮らしやすくなる」みたいなのがいいです。
ChatGPT:それはとても興味深いテーマですね。現実の問題を描くことで、読者にも深く共感を得られることでしょう。それでは、この物語の主要なキャラクターは誰ですか? 主人公やその仲間、あるいは対立する人物について何か思い描いていますか?
そだ:主人公は普通の人がいいですね。ものすごい科学者とかではなく、好奇心はあるほうだけどごく一般的な職業の人。仲間は、やっぱり一人か二人は地球環境や科学に詳しい人が必要かな。びっくりするような方法をみつけるきっかけはもちろん主人公です。

そんなの物語になるかぁ?て感じのところへ「キャラクターは?」と聞いてくるので、素直に考えました。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像3 
ChatGPT:なるほど、主人公は一般的な職業に就いているが、特別な好奇心を持つ人物というのは面白いですね。その主人公の職業としては何が適していると思いますか? 例えば、ガーデナーや記者、教師など、職業によっては物語に深みを持たせることができます。
そだ:いいヒントですね、人と触れ合う機会が多い職業だときっかけも多そうですね。小学校の教師なんかがいいですね。
ChatGPT:素晴らしい選択ですね。小学校の教師という職業は、子供たちとの日々の交流を通じて、新たな視点や発見を得ることができる可能性を秘めています。さて、主人公がびっくりするような方法を見つけるきっかけとなる出来事は何か考えていますか?たとえば、教材を探している最中に何か特別なものを見つけるとか、子供たちから何か学ぶとか...。
そだ:子どもたちの、大人が思いつかないような、でも当たり前の疑問がきっかけになると面白いと思います。子どもたちがグループ研究の課題にこの「なぜ夏は昔より暑いのか」をテーマに選び、その研究の過程で子どもたちが主人公にアドバイスを求めてくるみたいな。

職業についてのヒントに助けられました。そして毎回の質問で「たとえば、」と例をあげてくれるので私は続きを考えやすくなっています(これはプロンプトが優秀なのですね!)。

物語を毎日のように作っているならこれは当然なのかもしれませんが、私は口先だけのド素人なので、この導きにひじょうに助けられました。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像4 
ChatGPT:それは、とても鮮やかで自然な展開ですね。子どもたちの純粋な好奇心と疑問が、大きな変化をもたらすキッカケになるというのは、読者にも共感を呼びそうです。次に、主人公がこの疑問を追求する上で、どのような困難に直面しますか?これらの障害が物語にドラマをもたらすことになります。
そだ:やはり、問題が難しいことが障害です。こどもたちは、一般的にいわれている、人間による地球環境破壊が原因で気候が変化してきているという事柄を知るのですが、ではどうすれば環境をよくできるのかという新たな疑問を持つんです。今人間が少しずつエコに取り組んだりしていても、それで間に合うのかどうかという心配も持ち始めます。子どもたちは将来に希望を持ちたいけれど、それがかなうのかどうかと真剣に考え始めます。なにか一発逆転みたいな方法はないのかと言い出す子もいます。主人公は、子どもたちと一緒に悩みます。一発逆転なんて考えつきませんし。
ChatGPT:子供たちの真剣な疑問と主人公の困惑は、読者の心を引きつけるでしょう。この「一発逆転の方法」を見つけるために、主人公が行き着く場所や会う人物は誰ですか? 例えば、ある古老が住む隠れた場所を訪れたり、何かのワークショップに参加して新たな発見をするといったシーンはどうでしょう?

本当にこの「例えば」がありがたかったです。一人で考えていたらここで詰まっています。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像5 
そだ:ああ、そうですね。これは物語だから、そういうキーマンがいてもいいんですよね。つい本当に私が悩むところでした。
えーと、、子どもたちも主人公も、みんなが起きている時間も寝ている時間もそのことを気にかけて考え続けるんですが、そうするとみんなの潜在意識みたいなものが働き始めるんです。あるとき、数人が同じ夢を見るんです。昨日こんな夢を見た、と話をしていると、自分も見た、というふうに。そして翌日にはもっと多くの人が、昨日とは違う内容の夢、しかし皆が同じ内容の夢を見ます。これは、その夢の内容に何かがあるぞ、ということになります。
ChatGPT:なるほど、皆が同じ夢を見るというアイデアは非常に魅力的ですね。それは謎解きの要素とも絡み合いそうです。この夢の内容は、彼らが求めている「びっくりするような方法」への手がかりを含んでいるのでしょうか?そして、その夢の内容を解釈し、次に何をすべきかを示すのは主人公なのでしょうか?それとも別のキャラクターがその役割を果たしますか?
そだ:手がかりか、あるいは手がかりにつながる場所や人物を暗示しています。子どもたちの好奇心は止められません(主人公も)。主人公は子どもたちとともに、夢でみた場所へ出かけます。そこに何があるのか、何が手がかりなのかはまだわかりませんが。そうだ、ここで地球環境や科学に詳しいキャラクターを一人連れて行くことにします。

ChatGPT4.0の導きによって、ストーリーが進んでいきます。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像6 
ChatGPT:すばらしいアイデアですね。同じ夢を見たという共有の体験は、主人公と子供たち、そして科学者キャラクターとの絆を強め、物語をより深いものにします。では、彼らが訪れる場所とはどのようなところでしょうか? 自然豊かな森や古代遺跡、あるいは都市の中心部など、場所の選択も物語の雰囲気やテーマに影響を与えます。
そだ:古代遺跡なんかが何か見つかりそうでいいですね。でも意外な要素も欲しいので、その遺跡があまり知られていないものだといいかも。地元の人も詳しいことを知らなくて、ただ昔からあるものだから神聖なものとして大事にしているという。
ChatGPT:未開の古代遺跡、それは興奮するアイデアですね。そして、地元の人々が神聖なものとして遺跡を保護しているという部分は、物語に深いレイヤーと尊重を追加します。遺跡で彼らが見つけるものは何でしょうか?古代文明の知恵や科学的な秘密など、それは「びっくりするような方法」へのカギとなるものでしょうか?

ちゃんとゴールに向かっているのがすごい。自分だけではこうはならない。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像7 
そだ:今思いついたのですが、びっくりするような方法というのは、ごく簡単にしかも無害にエネルギーを作り出す方法にします。たとえばですが水で電気が作れて二酸化炭素の排出もなく環境への負担がほぼ無し、のような。
その方法の手がかりが遺跡にあるのです。ただそれを見つけ、それを手がかりだと気づくことは難しい課題です。
ChatGPT:それはとても魅力的なプロット要素ですね!エコフレンドリーで、しかもシンプルなエネルギー源という発見は、多くの読者にとって興味深いものとなるでしょう。そして、それが難解な古代遺跡の中に隠されているというのは、物語の謎解き要素を一層深めます。では、その手がかりを解読するためには、どのようなスキルや知識が必要ですか?主人公やその仲間たちが学ばなければならない何か、あるいは特定の人物の助けが必要ですか?
そだ:まず手がかりだと気づくために、皆が夢の内容を細部まで思い出すことが必要です。古代遺跡にヒントがあるなら、それは新しい知識ではなくすでに潜在意識が知っているはず。それを夢という形で見せてくれたに違いない。ヒントは夢の内容にある。みんなは夢中になって夢の内容を確認しながら考えます。地球環境や科学に詳しいキャラクターは夢の内容を詳細まで知りませんでしたが、ここで詳しく話される夢の内容に真剣に聞き入ります。

以前に「水で車が走る方法を見つけた人物が何者かに◯された」という都市伝説をYou Tubeで見たので。水で?車が走る?すごーい!って衝撃的だった。(どの番組かは失念)

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像8 
ChatGPT:夢の解釈と潜在意識の探求、これは魅力的で幅広いテーマですね。皆が集まり、夢の内容を分析し、それが指し示す可能性を探るというシーンは非常に興奮するものとなりそうです。そして地球環境や科学に詳しいキャラクターがその分析に深く関わることで、キャラクターの関係性も深まりますね。
次に、これらの夢の解釈が成功し、「びっくりするような方法」が明らかになったとき、その方法が本当に機能するかどうか試すシーンがあると思います。その試験はどのように進行しますか?また、結果はどのようになりますか?
そだ:そのびっくりするような方法は、びっくりするほど手軽な方法でもあります。ただ手順が少し複雑で正確性が必要だったり?します。科学に詳しいキャラクターが手助けをし、子どもたちの熱心な練習(そう、練習です)によって、誰でも再現できる手順として確立されます。本当にびっくりです。
この結果を、学校のグループ研究の成果としてクラスで発表します。いや、クラスではそれで終わってしまうかもしれないので、学校全体の発表会として発表します。他の教員や親御さんたちも見に来ています。皆がその成果に驚愕し、子どもたちをたたえます。

試験ですね。私はこれをすっ飛ばすところでしたね。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像9 
ChatGPT:その"びっくりするような方法"が誰でも再現できる程簡単なものであるというのは、非常に感動的ですね。そしてそれが子どもたちのグループ研究の成果として発表されるという展開は、物語のクライマックスとして非常に強力です。そしてその発表が学校全体、さらには親御さんたちにまで広がるというのは、物語の大きな勝利となりそうです。
最後に、この物語の終わり方はどのように想像していますか? 主人公やその仲間たち、そして地球環境の未来に対してどのような希望が見えてきますか?
そだ:私としては、この方法が世の中の関心を集め、あらゆる人々に利用されるようになり、二酸化炭素の排出量はぐんと減り、子どもたちの気持ちとして「完璧とはいえないけれど未来に希望が持てるようになった」というようにしたいです。平和で希望の持てるラストにしたいです。
でもこの話をもっと続けようとした場合、別の未来も見えてきます。エネルギーを誰でも簡単に作り出せるようになることは、エネルギーを扱う企業にとっては脅威です。企業だけではないかもしれません。自分たちの利益を守るために何をするかわからない人たちがたくさん出てきそうです。
このような続きは書きたくないので、さきほどの、希望の持てるラストで終わりたいと思います。

いつもこうして私のアイデアをほめてくれるのをけっして忘れないんですよ。このおかげでいい気分で仕事を進められます。

ChatGPT4.0とのやりとりのキャプチャ画像10 
ChatGPT:その希望に満ちた結末は、読者にとっても非常に心地よいものとなるでしょう。主人公と子供たちが立ち向かった大きな課題を解決し、それが地球環境の改善につながるという展開は、インスピレーションを与え、人々が自分たちでも何かできるのではないかという希望を抱かせます。
物語全体のプロットをまとめてみますね。
普通の小学校の教師である主人公は、生徒たちが選んだグループ研究のテーマ「なぜ夏は昔より暑いのか」に巻き込まれていく。彼らが求める答えは「一発逆転で地球環境を改善できる方法」。難しい問題に直面し、主人公は生徒たちと共に悩み続ける。そんな中、全員が同じ夢を見始め、その夢が古代遺跡への手がかりだと気づく。夢の内容を詳しく語る中で、地球環境や科学に詳しいキャラクターも物語に深く関わることになる。
夢の手がかりを追い求め、主人公たちは神聖とされる未開の古代遺跡を訪れる。そこで彼らは、水と簡単な手順だけでエネルギーを作り出すことができる、驚くべき手法を発見する。この発見は学校全体の発表会で明らかにされ、生徒たち、教師たち、そして親たちに大いなる驚きと喝采をもたらす。
最後には、主人公と子供たちの努力が実を結び、二酸化炭素の排出量が大幅に減少。完璧とは言えないかもしれないけれど、少なくとも子供たちは未来に希望を持つことができるようになる。
この物語は、私たちが直面する環境問題に対する新たな視点を提供し、一人ひとりが地球環境の改善に寄与できることを示すものとなります。
素晴らしい物語のプロットを作り出すお手伝いをさせていただき、とても光栄です。また何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。この物語が多くの人々に希望を与え、読者の心に残るものとなることを心から願っています。
そだ:楽しい時間を過ごせました。プロットができあがったのはChatGPTさんのおかげです。手伝ってくださってどうもありがとう!!
ChatGPT:こちらこそ、素晴らしい物語を作り上げるお手伝いができてとても光栄でした。あなたの創造力と情熱には深く感銘を受けました。この物語が描かれ、多くの人々に楽しんでもらえることを心から願っています。また何かご相談がありましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。素敵な漫画創作活動をお祈りしています!

本当にプロットがまとまりました。

このやりとりの時間は本当に楽しかったんですよ。

作品を仕上げることはしなくても、このプロットづくりは何度でもやりたいなと思うくらい。ほめてくれるのもなんか嬉しいし。笑

そして本当に水からエネルギーができたら最高に素晴らしいのに。

まとめ

試しに一ヶ月だけ課金してChatGPT4.0を使ってみよう。そう思って課金した矢先に、別の用事で忙しくなってしまい、こんなに間が空いてしまいました。ChatGPTさんにはその間、ストーリー作りとはまったく関係ない質問ばかりしてました。3.5さんと比べると4.0さんはあまり、はしゃいだりしない。そんな印象を持ったくらいでした。

時間はどんどん過ぎていって、もうあと2日くらいしか期限がないなぁ、更新するかやめるか決めなきゃ……で。そしてやっとChatGPT4.0と、うめさんのプロンプト、両方の凄さを知ることになりました。

私は今は物語を作品として仕上げたりはしていないのだけど、このChatGPTとのやりとりでプロットができていく過程がとても気持ちのよい体験だったので、これを新しい趣味にしたいくらいです。

また新しいプロットができたら、記事にしますね~(^^)

*  *  *

この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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