こんにちは!
今日は「ショートショート」の長さは?をこの記事にまとめてみました。
最近は以前のような、四千字を超える短編に仕上げるのがちょっとしんどく感じます。自然に終わらせると一千字前後というような。
だったら無理せずショートショートを書こう。そのまえに、ショートショートってどんなん? ていう流れです。
ショートショートの定義とは?
ショートショートの定義・長さについてウィキペディアのものを引用し、最後にGPT-5の回答も引用します。
短ければ良い?
定義として定まったものはないとしつつも、意外な結末、不思議な、印象的な、というような要素が求められるようです。
様々な作家・評論家らが論じているが、定まったものは存在しない。厚木淳は「日本の文庫本で1ページから数ページで収まる長さの」短編小説であり、「新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末」の三原則が盛り込まれたものと定義している[9]。
近年では田丸雅智が、「短くて不思議な物語」という定義を複数の公募賞の要項や小学校の国語科教科書で提示している。「もっと詳しく言うと『アイデアがあり、印象的な結末のある物語』とも」と付言される場合もあるが、初心者向けの講座やワークシートでは「不思議な言葉から想像を広げる」というステップを推奨しており、事実上、ファンタジックな設定を中核とすることが要件となっている[注釈 1] [11] [12] [13] [14]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88
文庫本の1ページ分の文字数ですが、手元にある星新一のショートショート集「ボッコちゃん」で数えてみますと、38字×16行=608字でした。
ここには、1ページ~ とあるので、短い分には構わないのかな。
また、たんに短いものは掌編小説(しょうへんしょうせつ)などと呼ぶようです。
どのくらいの長さ?
明確な規定はないようですが、こんな経緯があるようです。
ショートショートの長さに明確な規定はないが、ショートショート集を編纂するときや、コンテストで作品を募集するときには長さが決められることがある。雑誌『小説現代』のコンテストでは400字詰め原稿用紙7枚まで、雑誌『SFマガジン』の読者投稿コーナーでは400字詰め原稿用紙5枚程度としている。都筑道夫と星新一とがショートショートのアンソロジーを編纂したときには400字詰め原稿用紙20枚までとした。エラリー・クイーンが編纂した『ミニ・ミステリ傑作選』に収録されたすべての作品は2,000語以下である[15]。ショートショート大賞(キノブックス主催)では、第1回目が原稿用紙20枚以下[16]、第2回目と第3回目が原稿用紙15枚以下で募集した[17][10]。2020年よりショートショートの賞となった坊っちゃん文学賞(愛媛県松山市主催)では、4000字以内が制限となっている[13]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88
ChatGPTの回答

長さについて質問です。日本で一般的にショートショートの長さはどのくらいまでだと認識されているのでしょうか。ウィキペディアの説明を見ると、わりと長めな場合もあるようなんですが。
いい質問です!📏
「ショートショート」という言葉、実は日本では 星新一の影響で独特な認識が広まっているんです。
📚 一般的なショートショートの長さ(日本)
- 星新一作品の標準
→ だいたい 3〜10枚の原稿用紙(=1200〜4000字程度)。
→ 実際には2000〜3000字くらいのものが多いです。- 文芸誌や公募での定義
小説すばる新人賞ショートショート部門:2000字以内朝日新聞の「ショートショートコンテスト」:800字以内NHK「ラジオ短編小説」など放送系:原稿用紙3枚程度(1200字前後)
→ 公募やメディアでは「短く、すぐに読めるもの」が求められることが多いです。- ウィキペディアでの説明
→ 「掌編小説」「超短編小説」とほぼ同義で、おおよそ4000字以下ならショートショートと呼ばれることがある、とされています。
→ なので「短ければ短いほどショートショート」というより、「短編よりさらに短い小説全般」をゆるく指す感じです。
✨ 実際の読者感覚
- 〜1000字前後:超短編・一気読みのインパクト。
- 1000〜2000字:雑誌やWeb掲載に馴染む。
- 2000〜4000字:星新一的な「ちょっとした物語」のボリューム。
- 4000字以上:掌編小説(ショートショートと重なるけど、やや“短編”に近い印象)。
🎯 まとめ
- 日本で「ショートショート」と言うと、だいたい2000〜3000字くらいが読者にも編集者にも一番イメージされやすい。
- ただし 800字以内でも立派なショートショート。逆に4000字程度までなら“ショートショート”として扱われることもある。
~省略~
「文芸誌や公募での定義」の部分ですが、検索で確認できなかったので取り消し線を引いています。
朗読にいい長さって、どのくらい?
さっきの回答で、ラジオなど放送系という言葉がありました。
そこでちょっと、昔話のことを思い出したんですよね。語るっていう。短いものを書くなら、そんなことも視野に入れといてもいいかもって考えました。

自分の書く作品についてですが、朗読しやすい長さだといいかなと、なんとなくですが思っています。覚えやすい長さというか。
ラジオで原稿用紙三枚程度というのがありましたが、1200文字は朗読すると何分くらいになりますか?
なるほど!朗読を意識したショートショート、いいですね📖✨
⏱️ 朗読の文字数と時間の目安
- 日本語の朗読は平均すると 1分間に300〜400文字 が自然な速さ。
(NHKアナウンサーなどは350字/分くらいが標準と言われています)- なので:
- 1200文字(原稿用紙3枚) → 約 3分〜4分
- 2000文字 → 約 5分半〜6分半
- 3000文字 → 約 8分〜9分
🎙️ 朗読に向いた文字数
- 3〜5分(1000〜2000字)
→ ラジオや朗読イベントで「1本だけ読む」のにちょうどいい。- 1〜2分(500〜800字)
→ オープニングの“掌編朗読”や、SNSでの音声配信向き。- 7〜8分(2500〜3000字)
→ 1本で聴きごたえのある“短編風”。ただし途中で集中が途切れるリスクも。
🎯 まとめ
- 1200字 ≒ 約3〜4分朗読 → ちょうど「一息で聴ける長さ」
- ショートショートを「朗読に強い形」で書くなら、800〜1500字くらいを狙うとベスト。
~省略~
まとめ
長さは、4000字以内程度ならショートショートとされるようです。
内容については、ただ短いだけでなく、意外な結末、不思議な、印象的な、というような要素が求められるみたいですね。
たんに短いものを指すのだと思っていましたが、掌編小説(しょうへんしょうせつ)とは区別されるようです。
*
冒頭にも書きましたが、長い話を書くチカラがなくなってるので(笑)……
今後は短いものを書いて、一万五千字程度の軽めの電子書籍をとんとんと出していこうかなと思っています。

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