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マトリョーシカその2

日曜日。日曜日はいつも夜更かし。
本当なら早く寝なければならんのになぜ夜更かしをしてしまうのかというと、それは・・
一日じゅう自分の思うように時間を使ったので、嬉しくて嬉しくて、早寝などして一日を終わらせてしまうのが勿体ないのであります。
しかし、ああ、眠くなってきた、口惜しや。

マトリョーシカの話がなかなか進まないのですが、別の用事がもう一息二息で終わるのでそっちにかかっておるのです。もう少しだ、がんばれ。やれば終わるのだ。

そして、はじめにさっぱり予測していなかったというのが大間抜けなのだが、、、師走は一日中座る間もないほどに忙しい職場だということを最近知りました。てことはほぼ立ち仕事。たまたま一日そんな日があると足腰にガックリ来るというのに、自分は今年を乗り切れるのだろうか。退職も覚悟しとかにゃいかんかもしれん。
ま、しかし、なんとかなるようになるさ。その後の事はそれから考えよ。

– – – – –
 しばらくたつと、こどもは自分の宝物を見たくなりました。そして、マトリョーシカ屋さんに行きました。マトリョーシカ屋さんのいちばん奥の棚のいちばん端っこの美しいマトリョーシカは、まだちゃんとそこにありました。
 こどもは美しいマトリョーシカをあけて、いちばん中にある小さな宝物を見ると、すっかり満足しました。そして美しいマトリョーシカを元に戻し、棚の上に戻して、いい気分で家に帰って行きました。
 
 それからしばらくたつと、こどもはまた自分の宝物を見たくなりました。そして、マトリョーシカ屋さんに行きました。ところが。マトリョーシカ屋さんのいちばん奥の棚のいちばん端っこに行ってみると、あの美しいマトリョーシカがありません。美しいマトリョーシカがあった場所には、何も置かれていませんでした。
 こどもは、いそいで店中の棚をみてまわりましたが、あの美しいマトリョーシカは見つかりませんでした。こどもはもういちど、あの美しいマトリョーシカが置いてあった場所に戻ってみました。しかしやっぱりそこには、美しいマトリョーシカはありませんでした。
 すると、マトリョーシカ屋の主人が、こどもに言いました。
「おや、いらっしゃい、かわいいお客さん。そこにあったマトリョーシカは、売れてしまったよ。」

つづく。

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