【絵のこと】適当に実在しそうな雰囲気で、あとは心象に従い自由で

まあ、日々の密度が薄いせいでしょうか、気づけば軽く10日過ぎているっていうのはちょっとどうかなと思うけど。

でもこの暑さは本当に具合が悪くなりそうで、この何年かは毎年、今年の夏をぶじに乗り越えられるんだろうかと半分くらい本気で思っています。この頃は夜もよく眠れなくて何度も目が覚めるし。

夏だけはできるだけ素早く過ぎ去って欲しい。冬は少々ゆっくりでもいいから。

地図的なのがすき

今、こういう絵を描きたいなぁって思っているのは…、一枚を、色んな物をこまかく描き込んで、どこ見ても誰かが何かしてる、みたいなの。

透視図法(遠近法のひとつ:水平線上に消失点を決めて、平行な線は全部そこに集中するように引く)がきいてると、遠くは小さくぼやけて何が描いてあるのかよくわからなかったりするけど、そういうんじゃなくて、もっと広い空間を平面的に描いてある、極端にいえば地図か、やまと絵のような感じの。

以前に、地図っていいよね、みたいなことを書いたけど(空想地図っていうタグつけてある)、あれはたぶん「どこ見てもちゃんと描いてある、どこにでも入り込める」ことに、無意識に楽しさを感じていたのかもしれない…です。
参考:遠近法の不思議

遠近法っていえば透視図法でしょ、他にも遠近法は色々あるっていってもまずは消失点とかちゃんとできてないとだめなんでしょ、って最近まで思い込んでいたんだけど、そんなことないみたいです。絵は写真じゃないから。適当に、いい形に描いてもいいんです。

んで。こういう意識を持てた今思うのは、これまでの私はまるで笑い話のようなおバカぶりだったなーと…

たとえば景色を描くときに、「近くに町があって、遠くに山があって、ではその間の詳細はどうなっていて距離ははたしてどのくらいで、山の大きさは、町の建物の寸法は、詳細な図面とかが作れないし、わからないからちゃんと描けない、だから良くない」とか思っていたんですよね。そんなの嘘だと思うでしょうが、あんまり嘘じゃないです…w
たぶん、そこに入り込みたい一心だったのかもしれませんが。

それこそ、正確な地図作るんじゃないんだから。って話です。頭カタすぎます。想像力なさすぎです。

これからは、適当に実在しそうな雰囲気で、あとは心象に従い自由で、を心がけたいです。そして、ゴチャゴチャいってる暇に描け自分、です(ΦωΦ)

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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