キンドル本をKindle Unlimited で読んでいただけます

Amazonで販売している電子書籍「三十一郎(みそいちろう)」を、KDPセレクトに登録しました。
Kindle Unlimited にて、無料でお読みいただけます!

商品ページはこちら

一番大事な「筋(すじ)の明快さ」

 昔話はとてもわかりやすい筋を持っています。何か解決しなければならないことがあって、それが最後に解決され「めでたしめでたし」で終わるのが、誰でもすぐに思いつく昔話のパターンだと思います。
 そして、昔話で一番大事なものは、筋書きです。登場人物ではありません。だから筋がわかりやすい事は昔話の必須条件なのです。

 聞き手(読み手)が「お話を聞く(読む)」ときに期待するのは、「あー面白かった!」という満足感です。
 お話の中で示される課題『片付けなければならないこと』が、お話の最後に『きちんと片付く』のを期待しているのであり、その期待がかなえられれば、満足感を得られます。
 片付き方は色々です。主人公の幸せであったり、悪が滅びて不安から解放される事であったり、小さな出来事が繰り返された後の楽しい結末であったり、あるいはまた悲しい結末であったり。

 この『片付けなければならないことがきちんと片付く』ことは、まさに筋そのものです。
 そして「片付く」ことによる満足感はきっと、おいしいご飯や、うれしいおやつを食べ終わって、最後にお茶をごくんと飲んで、すとんと心が収まるような、そんな感じなのだと思うのです。

コメント