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理想郷

歳のせいか時々ぐらっとする。

少し昔、私はある物語の背景を考えた事がある。

– – –
一人の少女がある国に迷い込む。どうやって迷い込んだのかはわからない。あるいは引っ越してきたのかもしれない。
その国で行く宛てがなく困っていると、市役所に案内される。市役所では、質素な住居と、服を仕立てる場所を紹介される。この国では住む家は普通に与えられ、着るものは個々人のサイズで必要なものが(最小限)仕立ててもらえる。…

服のくだりは赤毛のアンの始めの部分の影響だと思うけれど、それは私の理想でもある。サイズがぴったりで、色も形も好みのものを、少ない数。着て、洗濯して、着て、洗濯して、いつまででも着続けられるし、流行に左右される事もない。みんなが好きな格好をしている。着るもののために引け目を感じたり、自分のだらしなさを感じたり、貧しさを感じたり、身体や好みに合わない心地の悪さを心に積み重ねて行ってそれが人生全てにおいての心地の悪さの基礎になってしまったりという事はないのだ。

それから、お金というものがない。ずっと役に立ち続ける物ならともかく、短いスパンで要らなくなる事がわかりきっている、やがてはゴミになるしかないものをどんどん生み出し続けて金銭と交換し、お金のためにゴミを製造し続け、今金銭を得るためだけに製造しつづけ、それは本当に必要なものなのかどうかは誰もが怪しんでいる、という事態も、お金が全てという概念が存在しなければ成り立たないに違いない。

お金というのは物質ではなく概念だそうだから、みんながそれを必要ないと思えばそういう世界もできうるだろう。
人は助け合って生きて行くものだから、人に何かしてあげたりしてもらったり、それを感謝したり感謝されたり、それそのものを自分の喜びと思え、何かした事の報酬として受け取れるのならば、それがお金にかわるもの。
人はみんな自分ができる事を人にしてあげる、自分も人に助けてもらってそのことを心から感謝する。お金のかわりにそういうことで成り立って行く世の中なら、こんな嫌な気持ちで生きて行かなくても済むだろうに。

でもこの地球上では無理だろうな。
– – –

こんな事を言ったらば、世の中のエラそうな人たちから大馬鹿呼ばわりされるだろう。私はバカ呼ばわりされてバカにされるのは大嫌いだ。
だから私は本当は何も言いたくないんだ。

他に、ガソリンや何かを使わない動力、たとえば引力や人間の体温に反応して動く乗り物があるといいなとか、そんな事も考えたが、とにかくそのときの私の考えはそこで途切れた。
要するに現状への不満、不安が私にこんな事を考えさせていた。

これは物語にはなりませんでした。
今日の文章もヘンテコなままです、すみません。

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