新しい「昔話のかけら」を作りました

昔ばなしのかけらとは

私はずっと欲しいと思っているものがありまして…それは、「お話の部品を色々に組み合わせれば新しいお話ができる」のための、部品たち。そして可能ならば、色々に組み合わせるのを自動的にやってくれる便利道具。

移転前のまよいサイトで、いろんな昔話から昔話っぽいパーツを抽出してパズルのピースのようにしてみたいと思って作っていた「昔ばなしのかけら」。まよいサイトの一部でした。

使っていた SOY CMS のブログ機能を利用して、昔話の、昔話らしいエピソードをタグ付けしながら登録していって、ページにずらっと並べたり、特定のタグの付いたものだけ並べたりして楽しんでいました。(タグ付け云々のところ、たしか、そうだったはず。記憶がもう定かでない…)

並べることはできても、ランダムに組み合わせたりするようなことはできなかったので(やり方はあったかもしれないけどわからなかった)、ページにずらっと並んだそれらを眺めて昔話の雰囲気に浸る…という用途オンリーでした。
詳細は↓

(旧)昔話のかけら、の残骸
昔話をパーツに分解しようとした苦労の痕。パズルのピースのようにして、適当に組み合わせたら新しいお話ができるのでは?と考えて。

(旧)昔話のかけら、の問題点

抽出したパーツを適当に組み合わせれば新しいお話ができる、というのが理想でした。でも問題点が2つありました。

ひとつは、パーツを抜き出す基準を明確にしていなかったこと(できなかったこと)。どのようにパーツを使うのかがきちんと見えていなかったので、「出来事」「アイテム」「型のようなもの」等、思いつくままに書き連ねていっただけになっていました。

使うということでぼんやりと考えていたのは、三題噺スイッチのお題の言葉にいれてみようかな、ということ。
(三題噺スイッチの詳細↓)

三題噺スイッチ
お題を三つ選んでそれを織り込んでひとつのお話を作る「三題噺」の、お題選びをするためのスイッチです。

もうひとつの問題点は、抽出するための素材が偏っていたこと。手持ちの昔話の本を使って、お話一つ一つからパーツを書き出す作業をしたのですが、たくさんある本の中で「イタリアの昔話」が終わったあたりから飽きてきて…(-_-;)、日本の昔話にとりかかったらもう更新が進まなくなりました。ということで非常に不完全な結果になりました。

再挑戦するにあたって用意したもの

今回、まよいサイトの移転やブログの移転で大忙しだったわけですが、過去に自分が書いたものを全部見直すような毎日の中で、やはりこれは必要だと思えるものがありました。それは、「昔話のかけら」です。「昔話のパーツ」です。「三題噺スイッチの中身」です。

これはもう、昔話のかけら作りに再挑戦するしかないですよ。

そして再挑戦するにあたって、欲しいものがありました。でも数年前に、そういうものがあると知ったときに、欲しくてAmazonで検索してみたけれど出てきませんでした。なので、「廃刊か、日本で売られていないのか、わからないけど、入手できないんだな…」と思っておりました。

今回ダメもとで、再びAmazonで検索してみましたら、あ、あるじゃないですか!ええーっ。

国際昔話話型カタログ。2016年刊。なるほど、あのときはなかったんですね。

これは純粋に、お話の「型」の集まりなので、どこどこの昔話っていう区分けはなく、その国に多い話の型だけを素材にするということはなくなるわけです。

なんていうか、思い出して検索してみてよかった・・・。ポチって届くのが待ちきれないので買いに行きました(笑)。これで、偏りという問題点はクリア!

新しい昔話のかけらを、どうやって「使える」ものにするのか

さて。話型カタログを入手したものの、何も考えずに書き始めたら以前と同じ結果になる。そして、文字ばかりがずらずらと並ぶことになる。なんか無愛想でつまらなそうなサイトだわ、ということになる。うーん。ちょっと頑張ってイラストをかいてカワイイ感じのサイトにしようか。でもそれだと大変だから多分続かないと思われる…。

いや、ここはいったん落ち着いて、まず自分のために、「考えを整理しなければならない」。そう、まず解決しなければならない問題は、使えるパーツを作るにはどうすればいいのか自分でよく分かっていないこと。

そんなときに、ネットをうろうろしていて目にとまった本がありました。図で考える。シンプルになる。…目にはとまったけど、これ読んでどうにかなるんだろうかと思いつつAmazonのページを見ていくと、桃太郎のあらすじ、、、「えっ?桃太郎のあらすじ?」

桃太郎のあらすじの図を見てみたい。桃太郎のあらすじの図を見てみたい。これはきっとご縁だわ。でポチりました。(笑)

届いた本を読んでみると、桃太郎のあらすじをまとめた図が2つありました。ひとつは「皆さんに図の手ほどきをする前に取り組んでもらうとこのようになりがちな、桃太郎のあらすじを忠実にまとめた図」。もうひとつは、「桃太郎の歩み」という視点でまとめた図。

はじめに「忠実にまとめた図」が載っていたので、うんうん、こういうふうに作るのか…なるほどね~、と思いながら文章を読み進めていきましたら、これは「手ほどきをする前に取り組んでもらうとこのようになりがち」ですと? で正解の「桃太郎の歩み」は、拍子抜けするような?簡単な図。

ここで図をお見せするわけにもいかないので(著者さんのサイトにも載っていないので)すが、その、五角形を右向きにしたような「矢印の箱」を並べて作られた図は、「なんか使えそうな気がする」ものでした。矢印の箱ひとつが、かけらのひとつになりそうな気がしました。

著者さんの記事です

僕が『図で考える。シンプルになる。』を書いた理由 | ビジュアルシンキング
図解をゼロから学び直したい人へ。ビジネスパーソンに向けた図解トレーニングブック『図で考える。シンプルになる。』。ビジュアルシンキング運営者で『たのしいインフォグラフィック入門』著者の櫻田潤が解説する、図解思考。

サイトが思いがけずかわいくなった、cocoonテーマの吹き出し機能

記事に図を一枚載せて、それから文章で解説を書いてだけでは、なんか、楽しい雰囲気が足りないなー。でも仕方ないかなー。それとも死ぬ気でがんばってたんさんちゃんふうのイラストを作って使おうかなー。

と思っていたところ、ブログ移転で使わせて頂いてたWordPressのテーマ「cocoon」に、吹き出し機能というのがあるのを思い出しました。このブログでも縫いブログでも使っていないし、たぶん使わないだろうなと思っていたんですけど…

これが吹き出しだよ!

これに、ひじょうに助けられています。おかげで、たいへんにかわいいサイトになりました!(←自分で言う)

cocoonテーマ作者さんの記事です

無料WordPressテーマ「Cocoon(コクーン)」を公開しました
SEO・高速化・モバイルフレンドリーに最適化した無料テーマCocoonの紹介記事。

完成した、新しい「昔話のかけら」

そしてできあがった、昔話のかけらサイトはこちらです。

昔話のかけら
昔話のようなお話に使える素材「昔ばなしらしい出来事」を集めてます。出来事の流れを、見やすいシンプルな「図」で表現してます。昔話からストーリーのネタ、ヒント、アイデアを探している人、ぜひお立ち寄りください。

ここで最初に作った図はこれです。

本にある練習問題とかをやらずに、かけらサイトの更新をしながら、なんとかなろうとしています(時間が、もったいない)。

これ書いてる時点で、向こうの記事はまだふたつしかないんですけど、これから頑張って時間を作って(体調崩さない程度に)更新を続けていきたいと思っています。

コメント

  1. 文音 より:

    「昔話のかけら」のほうにも伺ってみました。
    (コメント欄が見つからなかったので、こちらに書き込みます。)
    これからどんなことが書かれていくのか楽しみです。

    • 久子 より:

      文音さま

      急に思いついて(?)のような感じのブログ引っ越しで、読みに来てくださっていた文音さんに申し訳ないなぁと思っていました。
      なので、こちらにコメントいただけて本当にうれしいです。
      どうもありがとうございました。

      「昔話のかけら」は、一度書いた記事も頻繁に修正したり、場合によっては削除したりするかもしれないので、コメント欄は設けませんでした。
      なので、あちらへのご感想もこちらにどうぞ書き込んでください。喜びます!(笑)

      あちらのトップページにも書きましたが、いきなり改修作業に入ってます。
      試行錯誤しながらのサイト運営になりそうですが、楽しみにしてくださっている方がいることを励みに、コツコツ頑張っていきます。