背中に骨が生える

妙なタイトルですが、夢の中の話です。

背中がなんだかごろごろするなあと思って鏡を見たら、白い背中のウエストのあたりの高さのところに、背骨を挟んで二本、把手のような、動物のツノのようなものが上向きに生えていました。翼が生えたかと一瞬思いましたが、これはどう見てもツノです。骨が生えたのだと思いました。これでは仰向けに寝られないな、と思いました。

それを見た旦那が、どれ、と言って、私の服の背中に手を入れてその「骨」を掴み、引きはがそうとしてぐいぐいと動かしました。その骨が背骨とがっちりくっついているものだと思っていた私は、それが実際は背骨と関係なくゆるゆるで、いとも簡単に私の背中からはがれてしまったのに驚きました。

はがれたものを見るとただの厚い皮膚で、小さなフライドチキンの骨ほどのものしか含まれておらず、さっき鏡で見たのとは別物でした。
ああ、仰向けで寝られる、よかった、と思いました。

ただ、白いストッキングを着たような美しい背中とツノをもう一度見たかった、と、少々心残りでありました。

完。お目覚め。

久々に変な夢でした。
しかも本当は私の背中は白くも美しくもないのであった、、

* * *

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この記事を書いた人
たまに、加賀 一
そだ ひさこ

子ども時代はもちろん、大人になっても昔話好き。
不調で落ち込んでいた30代のある日。記憶の底から突如、子ども時代に読んだ昔話の場面がよみがえる。その不思議さに心を奪われて、一瞬不調であることを忘れた。自分は昔話で元気が出るんだと気づいた。

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