おにぎりみたいなお話作り

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山男ってどうなのよ

もうちょっといってみよかな。 てことで、前記事「六人の家来」の次「山男」。(小学館文庫『1812初版グリム童話〈下〉 (小学館文庫)』グリム兄弟・乾由美子訳 より) 山男 山男は塔に閉じ込められ、城主の息子の毬が塔の中に飛び込んでしま...
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六人の家来@そだひさこ

前記事に引き続き、別のお話もイメージ拾いをしてみよう。 と、選んだのは「踊ってすり切れた靴」の次「六人の家来」。(小学館文庫『1812初版グリム童話〈下〉 (小学館文庫)』グリム兄弟・乾由美子訳 より) でも、踊ってすり切れた靴みた...
2013.06.14
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やぶれたおどりぐつ のこと

忘れられないお話「やぶれたおどりぐつ」。 「踊ってすり切れた靴」とも。やぶれたおどりぐつというのは、子供向けの本にあったタイトルを覚えたから。んでそのまま大人になった。 具合が悪くて気持ちが沈んでいたとき、ふうっとよみがえってきたの...
2013.06.14
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心理描写をしない理由

昔話が心理描写をしない理由。 以前「リアルにしなくてもよい」に書いたことの他に、もうちょっと自分なりに納得がいくかなという理由が見つかりました。 感じ方は人それぞれ違うもので、普遍性に欠けるものであるから。 ・・・ではないかな...
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スイッチ

 主人公の役目「筋を進めるための行動」を仮に『スイッチ』と呼んでみると、さらにその意味がわかりやすくなります。電灯のスイッチのスイッチです。(これをスイッチと呼ぶのはどこかで読んだ事のように思うのだけれど、思い出せない、すみません) ...
2013.06.14
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繰り返し

 昔話というと「三回繰り返し」を連想する方は多いと思います。これは孤立化のところでも少し触れましたが、「語られるための形」なのだそうです。  文面で読んでいると無駄に思えるような繰り返しは、音で聞く形になるととても重要な役割を持ちます...
2013.06.14
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役割

 昔話の登場人物にはリアルな背景がないので、誰が誰と接触することも可能です。極端な事を言えば、ある昔話の登場人物をそっくり別の人物に入れ変えても話が成り立つかもしれません。  しかし、昔話の登場人物にはその立場に対して、はっきりと役目...
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コントラスト

 ある事柄を印象づけるのに、コントラストという方法があります。またいばら姫で申し訳ないのですが、いばら姫の誕生を祝う宴会の場面です。  【…王さまは、お城に金のお皿が十二枚しかなかったので、十三人いる仙女のうちの十二人しか招かなかった。十...
2013.06.14
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ちょうどそのとき

 昔話では、まさに期限ギリギリの最後の瞬間に何かが起こります。【鳥に変えられていた兄たちが妹のところに飛んでくるのは、妹が火あぶりになろうかというその瞬間】です。  このような話を私はもうハラハラ(イライラ)しながら読みました。「兄た...
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孤立性(どんなことでもお話にできる便利さ)

 昔話の特徴に「孤立性」といわれるものがあります。登場人物はまわりの環境から孤立している、エピソードのそれぞれはカプセルに入ったように孤立している。ちょっとわかりにくいですね。  登場人物がまわりの環境から孤立しているというのは、現実...
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イメージさせないようにする事も必要である

 昔話について一時期流行った「本当は恐ろしい」とか何とか。あれは世の大人たちの想像力がたくましすぎたおかげだと思います。  悪い継母が最後に処刑されたり、謎かけ姫のお城が求婚に失敗した者たちのどくろでできていたりという、ちょっと聞いた...
2013.06.14
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美人の容姿を説明しない理由

 昔話は詳しい描写をしない、というのが特徴です。それどころか、わりと決まりきった言葉を使います。誰でもわかる簡単な言葉です。  これはどんな描写よりも聞き手のイメージを助ける事になるのだと思います。簡単な言葉で述べられれば、それぞれが自由...
2013.06.14
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いつも同じ数や色(場面を思い浮かべやすくする工夫)

 昔話にはいつも同じ数字や同じ色が出てきます。三、七、十二、百、とか、赤、金、銀、とか。  あまり「覚えよう」と意識しなくても自然に覚えていられるものが使われています。そうでないと、覚える事に気を取られて、話に集中できません。とくに聞くお...
2013.06.14
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語りの単純さ

 昔話には語り方にも特徴があります。昔話は、『見えている出来事を描写するだけ』です。心理描写や情景描写はほとんどありません。  単純な語りは、作る立場からしてみると当然のように感じます。個人の特定をしていない、性格形成の背景なども決め...
2013.06.14
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一番大事な「筋(すじ)の明快さ」

 昔話はとてもわかりやすい筋を持っています。何か解決しなければならないことがあって、それが最後に解決され「めでたしめでたし」で終わるのが、誰でもすぐに思いつく昔話のパターンだと思います。  そして、昔話で一番大事なものは、筋書きです。登場...
2013.06.14
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