結論から先に書いてしまうと、
「日本に住んでいる日本人が個人でKindleストアで電子書籍を販売しようとする場合で、米国の源泉徴収税の徴収をされないようにするのに必要なのは、EINではなくITINです。」
以前(昨年まで?)はEINでオッケーだったけど、今はITINじゃないとだめです。
しかもこのITINは取得するのにパスポートのコピーや納税証明書などが必要らしく、時間も8週間ほどかかるらしいです。(詳細はググってください)
そして、
「アメリカのKindleストアでの売り上げのみ、米国の源泉徴収税が徴収されます。」
日本のKindleストアで売れた分はアメリカは関係ないよってことみたいです。
要するに、日本のKindleストアで販売するだけなら何かを取得する必要はない。KDPサイト上で「税に関するアンケート」に答えていけば手続完了。ということです。ITINにビビったひとは安心してください。
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アメリカでも販売したい、でもアメリカに課税されるのはいやだなー、という個人の出版者はやっぱり何とかしなきゃいけないです。
が、私みたいにパスポート持ってなかったりする場合、面倒くさいのでアメリカで売れた分だけ課税されてもいいよ仕方ないから、ってのも時間節約的に有りかもしれないと思います。またいずれ何か変更になるかもしれないし…。日本でマイナンバーとかできたらまた何か変わるのか?もしれないと思ったりしなくもないし…それもちょっといやな気がするけど、、、
記事タイトルのとおり、私は最新情報を知らずにEINを取得したけどKDPには使えずに、ただEINを持ってるだけという状態です。w
経緯としては、ちょっと古い情報が頭に残ってたので、それを頼りにEINのとりかたを調べて書類書いてFAX送信し、2日後にEIN番号がFAXで送られてきました。エアメールで番号が送られてくるまで3週間ほどかかるらしいという情報を読んでたので、「えっ、たったの2日?わーいラッキー!」と喜び、「じゃあさっそくKDPに番号を入力・・・あ、あれ?EINが入力できないじゃん!」ってことになり、新しい情報を知ったのはそのあとでした。
んーとんーと、参考にしたSS-4の記入例(https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=201022180)、こんなのがまだKDPに残ってるから勘違いするのよ、って思ったりもするんだけど。でもやっぱり注意深く調べなかったのがよくなかったってことなのよね。ハイ。(*_*)
いちばんはじめにKindle出版のことを考えたのは2年半前。急にまた思い出したのが3日前。2年半前はこの税金の手続きの難しそうなのにビビったりしてそのうちに忘れてしまっていました。
だけど最近はPC用のKindleアプリができて、ペーパーホワイトとパソコンしか持っていない私でもカラーの本が読めたりするようになったりしてKindle本がぐっと身近になったので、ふっと思い出した次第。
で、いつでも出版できるように手続きだけでもしとこうか、で、手続きであれれ?となり、この記事を書くはめになったのでした。
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